子供達が起きているから話せない。
サッサと寝ろよ、寝かしつけろよ、と言わんばかりのイライラが伝わって来ます。
いつもならゲームをしているのにさすがに何もせずに待ってました。
「何で実家に電話したんだよ」
「何でって、離婚したいって連絡しただけ。
離婚届出してから事後報告って訳にもいかないでしょ?
子供達の事はすごく可愛がってもらってるしね」
「嫁ちゃんの電話のせいでお義父さんに話さない訳には行かなくなったって電話来た。」
「それはしょうがないでしょ。
お義父さんはすぐに察してたからね。
今度の日曜に行くよ。ちゃんと休み取ってよね。
逃げるのは無理だから。
自分のいないところで全部バラされたく無いでしょ?
集めた証拠も持って来るように言われたから、洗いざらい全部話す。」
「離婚に同意するって言ったら?」
(逃げたくて仕方がないみたいだな。)
「同意しても話はしなきゃでしょ?
普通は報告するでしょ。
少なくとも私は報告しない訳にはいかない。
〇〇のお義母さんはともかく、お義父さんは全くの他人だよ。あんなに子供達を可愛がってくれたのに筋を通さない訳にはいかない。」
「こんな問題持って行ったら家の母親が離婚されるかもしれないんだぞ。」
「そうなったとして、私に何の関係がある?
自分の母親の立場を悪くしたのは〇〇。
〇〇が追い込むんでしょ。私じゃない。」
旦那は頭を抱え込みました。
この親子が何故こんなにお義父さんを怖がるのか・・・
厳しい所はあるけれど、私の父の様に頭ごなしに怒鳴ったり、感情的にものを言ったりする人ではないのに。
少なくとも私が嫁として関わっていた間にそんな事を感じた事は1度も無かった。
いくら継父でもおかしくないか?
と、思っていました。
義実家へ行き理由がわかりました。