名古屋でゴルフショップを経営している原田です。
プロゴルファーを目指す中学生で、過去2回ほど記事を書いています。
今回から、プロゴルファー目指す高校生に改めさせていただきます。
その子が昨日夕方来店してくれました。
学校が始まったので週末にしか来れませんが、
春休み中は1日おきくらいは来てました。
私の娘と同い年です。
自分の娘よりよく言うことを聞いてくれます。
自分の娘は何も聞いてくれません。
こんなもんか？
自分の高校時代を思い返すと・・・
こんなもんか
自問自答はこのくらいにして、本題に・・・
高校入学して間もないですが、
平日は授業後、毎日練習だそうです。
ランニングしたり、基礎トレーニングしたり、
ネットもあるみたいで、アプローチやショットの
練習もできるみたいです。
土日は契約しているゴルフ場にハーフラウンドです。
お客さんの居なくなった練習場でしっかり練習して・・
最終組が出て行ったらハーフラウンドするらしいです。
私もよく知るコースなので・・・
ラウンドの報告を毎回聞きます。
何番ホールを何番アイアンで打ったか？ピンポジションは？
どこまで飛んだか？ボギーの原因は？
９ホールのショット全てを言わせます。
”ティーショットちょっと右で、そこから７Iでグリーン手前で・・
52度のアプローチでちょっとショートしたけど２ｍ入ってパー”
こんな具合です。
皆さん？当日あったことですが、１８ホールの全てのショット
を思い返せますか？
彼女は全て詳細に教えてくれます。
頭の中でホールのイメージが浮かんできます。
一緒に行かなくてもどんな感じだったか
つぶさに分かります。
スコアは３７～３８くらいで安定してきてます。
キャリアは実質3年そこそこって考えると、まだまだ
伸び白いっぱいあります。
スイングもだいぶ安定してきました。
一番の欠点は、インパクトの直前に左の腰が
伸び上がること・・・
インパクトゾーンの練習を徹底的にやるように
命じていました。
インパクトゾーンの練習とは・・・
下半身の動きを最小限にして
ハーフスイングをすることです。
ハーフスイングと言っても、スイングスピードは
フルスイングと同じタイミングで・・・
このスイングでも、フルショットの距離の８０％
くらいは飛んで行きます。
問題は、正確にインパクトできて、真っすぐ飛んでいるか・・
真っすぐ正確に飛んでいれば正しいインパクトゾーンが
できていることになります。
ハーフスイングでクラブの芯に当たらなければ
フルスイングで当たる訳がないってことです。
彼女の問題点は、体の上下動が必要以上にあること
下半身を動かさないことによって、上下動を無くすのが狙いです。
ハーフスイングでインパクトゾーンのイメージを
体に覚えさせてからフルスイングする。
かなり良い練習方法になったみたいです。
最近のスイングを見ると、かなり欠点部分が改善
されています。
こんな感じです。
実践でも、ショットが安定してきたと言います。
特にアイアンでパーオン率が上がってきたそうです。
スコアがまとまってきているのが証でしょう。