三鷹市議会 平成30年第1回定例会 行政報告資料 | 半田伸明のブログ

三鷹市議会 平成30年第1回定例会 行政報告資料

特別委員会含む各委員会の行政報告資料をご紹介します。

総務委員会行政報告資料
・平成30年度組織改正について
・鉄道弘済会及び東京弘済園と三鷹市との東西道路延伸整備に関する覚書について

文教委員会行政報告資料
・『「太宰治記念文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」の整備に向けた基本的な考え方』(案)について
・平成30年度教育委員会基本方針について
(1)平成30年度教育委員会基本方針
(2)参考資料
・三鷹市立学校における働き方改革プラン(素案)について
(1)三鷹市立学校における働き方改革プラン(素案)
(2)学校における働き方改革について
※太宰の施設について。9Pをご覧ください。想定スケジュール(案)があります。30年度、31年度ともに「検討」とあり、実質御蔵入り案件と私は見ています。なお、11Pの最後に「概要を添付」とありますが、資料にはその概要はありません。実際に固まったら概要添付したものが出てくることになっているようです。いずれにせよ、本件は重要性はかなり落ちたと見ているところです。
※基本方針について。9Pをご覧ください。学校施設長寿命化計画策定が始まるようです。耐震化に一区切りつき新たなステップに踏み出したことになります。いつ頃を予定しているか質問しましたが、31年度の策定を考えているとのことでした。総費用はこのくらいかかるだろうという、いわば財政フレーム的なものを載せておくべきだろうと注文しておきました。
※働き方改革ですが、資料にはショッキングな数字が並んでいます。ただし、質疑の過程で三鷹市内の平均というわけではなく、いわばサンプル的に2校選ばれたことによるものであり、その意味ではっきりとした三鷹の実態は未だわからないことになりますね。国が本腰入れ始めたので、しばらくは国の動きを見定めていくしかなさそうです。

厚生委員会行政報告資料
・平成30・31年度東京都後期高齢者医療保険料率について
・三鷹市利用者負担基準額表の改定について(保育料改定)
・三鷹市高齢者計画・第七期介護保険事業計画案について
・三鷹市障がい者(児)計画(案)について
・第二期三鷹市国民健康保険保健事業計画(データヘルス計画)について
※保育料改定ですが、今の状況では作れば作るほど運営費で自治体の首が閉まりかねない構図であり、国からの抜本的な財政支援がない限りは値上げはやむをえないでしょう。ただし、負担増を求めるわけですから、本来的には条例事項であるべきですね。
※介護保険事業計画案ですが、ますます給付費が増えることは間違いありません。また前期高齢者の今後を考えると、公設特養廃止して良いのかはやはり疑問を感じますね。この辺りは予算でも議論の対象でしたので、どの議案になるかは考え中ですが述べることになると思います。

まちづくり環境委員会行政報告資料
・三鷹市耐震改修促進計画(改定)(案)について
・公園・緑地の適切な活用に向けた指針(仮称)素案について
・三鷹市駐輪場整備運営基本方針(案)について
・三鷹台駅前周辺地区まちづくり推進地区整備方針(素案)について
・空き家等対策について
・みたかシティバス見直し後の対応について
・平成29年度サイクルシェア事業社会実験における中間報告
・耐震改修促進法に基づく耐震診断結果の公表等について
・平成29年度環境活勁表彰について
・平成29年における三鷹市内の空間放射線量の測定について
・三鷹市環境センター地下水質モニタリング調査について
※公園活用方針についてですが、素案の2Pをご覧ください。公園・緑地の約3割が借地とあります。貸主がお亡くなりになった時は当然ながら相続の問題が発生します。「今後の公有地化が課題」とありますが、相続発生の度に買うのはいずれ限界がくると見ています。一方、一人当たりの公園面積が4.23㎡とあり、近隣自治体との比較もきになるところです。いずれにせよ、大所高所に立って議論する時期が近づいていると考えます。
※駐輪場ですが、資料の8Pをご覧ください。賃借料が1億2229万もかかっていることがわかります。これも考え方次第ですね。借り続ける方が良いか、買った方が良いか、シミュレーションが必要でしょう。公園にしろ駐輪場にしろ、借りているものについては頭の痛い展開が続くことになりそうですね。

特別委員会はそれぞれリンクだけ貼っておきます。内容はリンク先をご確認ください。
東京外郭環状道路調査対策特別委員会行政報告資料
調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会行政報告資料
三鷹駅前再開発事業対策特別委員会行政報告資料
市庁舎・議場棟等建替え検討特別委員会行政報告資料