Kaya Uranomiが録画していた「虎に翼」の特番を一緒に見た。
番組の中で米津玄師さんの「さよーならまたいつか!」が流れ、これまで何回も聞いているのに、「口の中はたと血が滲んで・・・」の一節が耳に残った。
「はて?はたと気づくとは、よく使われるが、はたと血が滲むとは・・・」と気になったので調べてみた。
「はたと気づく」は「突然きづく」なので、「はた」だけなら「突然」を意味する。
古くは急な動作につけられた「はった」と言う擬音であったらしい。
物がぶつかり合ったり、落ちたりする音として、「はた」「ぱた」「ぱたっ」と使われていたものが、「はた」と言う語になったとされているそうです。
「はたって擬音から転じた語なんや・・・」と納得しつつ、はたと思い出したのが、今は懐かしいTVドラマ「ケンちゃん」シリーズでした。
このドラマは1969年から1982年にかけて放映されていたのですが、作中に『ハタのおじさん』というキャラが登場します。
演じていたのは丹古母 鬼馬二(たんこぼ きばじ)さんです。
公園や学校の帰り道などで突然現れ、「ハター」のセリフと共にポーズを決める。
ケンちゃんを始めとする子供達を追いかけまわしたり、ケンちゃんのお父さんのお店にやってきて無茶振りをする。
そんな困ったおじさんでした。
『ハタのおじさん』が、なぜそんな行動を取るのかも謎だったが、「ハター」ってセリフも謎だった。
しかし「口の中はたと血が滲んで・・・」を調べてみて、「はた」は突然を表す擬音だと知った。
ハタのおじさんは、突然登場する自分に「ハター」と擬音を当てていたのではないかと思った。
そして「何か発表する人がパンパカパーーーンと言うのと同じなのかな?」と、ふと思ったのでした。
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