ストリートと箱は全然違う。
箱で即れるからってストリートで即れる訳でもないし
ストリートで即れるからって箱で即れるようになるわけでもない。
ストリートにはストリートのやり方
箱には箱のやり方
この塩梅が物凄く難しくて、
ストリート出身の俺には箱においての
「ノンバーバル」とか「箱のトーク」を身に付けるのが本当に苦労した。
だから週3で出撃なんかして毎回坊主叩いて
こんなことを繰り返していってようやく即れるようになった。
けど、タイプの子は全然即れなくて何回も悔しい思いをした。
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土曜日/クラブATOM
1時過ぎにクラスタの方と入って飲んで踊ってひたすらに楽しみながら軽くサージング
柱にもたれ掛かってる二人組。
片方がめちゃくちゃタイプ
声をかけようとしたタイミングで相手から
「お酒飲みたーい！買ってー！」
「おつかい得意やから買ってきてあげようか！？」
「は？じゃあいい。ばいばーい」
乞食なんか久しぶりやなー。
とか笑ってたけど内心めちゃくちゃ悔しくて闘志に火がついた
２声かけ目
ソロの子に声かけ
友達に合流され負け。
3声かけ目
タイプの子に声をかけようとした瞬間、タイプ子が酒をこぼしてしまった。
(ペーパーを持っていって)
「はい！これ使って！」
「え、ありがとう笑」
そこから自然になごむ
で、自然とセパの状態になって
酒を交わしトーンを落としてしっかりなごむ
相手からのボディタッチ、話題提供。
食い付きは感じられる。
「俺はもっとお前と一緒にいてもっと知りたい。」
「えー、、うん、、」
「だからタイプ子、俺と同じ気持ちなら着いてきて」
「それはダメ、、
友達のこと本当に大事だから」
負けを確信した。
形式じゃない目やトーンで分かる
この負けを確信した瞬間がいつも悔しくて苦しくて泣きそうになる。
だからそれが顔出てしまう。本当に良くないところ。
「そっか、じゃあ友達一緒に探そっか！」
そういって歩きだして最後にバンゲして放流した。
結局悔しさが残って3声かけしか出来なかった
クラブの営業が終わり外に出てクラスタとラーメンを食べていたとき
LINEが鳴った
速攻ラーメンを食って彼女がいる元へ走った
「ごめん！お待たせ！」
「ほんとだよ笑
もう眠い笑」
「俺んちも無理やし、タイプ子の家も無理やったよね？」
「うん笑」
「ならこの時間の渋谷はホテルどこも満室やから何軒もまわることになるだろうけど、それすらも楽しんでいこ！」
「なにそれ笑
でも私やらないからね笑」
「それでも良いよ！いこっか！」
何軒もまわったけどその間笑いが絶えなくて本当に楽しかった
無事、ホテルに入れて
そのまま一切のグダが無く即。
本当に幸せだった。
今までタイプの子相手には結局負けてたから尚更この即は嬉しかった。
次は○○にデート行こ！
行く！楽しみにしてる！
なんて会話をして解散した。
結局、その日からLINEは返ってきてないんだけどね
ココロは抱けなかったみたいです
おわり