小雨降る中、今年2回目の東京交響楽団のこども定期演奏会atサントリーホールへ行ってきました〜♪
前回、思いの外オシャレして着ている子が多かったのもあり、娘の暴れるちゃんも今回はオシャレに余念がない。朝6時半起きで、付け爪手伝わされました…。眠いわ。
今回は「鍵盤楽器のエポック」。
舞台には珍しい鍵盤楽器が。
暴れるちゃんが間近で見たいというので、並んで順番待ちして拝見。
プログラムは・・・
『こども定期演奏会2024テーマ曲』
『インベンション』J.S.バッハ
『チェンバロ協奏曲より』グラス
『亡き王女のためのパヴァーヌ』ラヴェル
『くるみ割り人形より 金平糖の踊り』チャイコフスキー
『ピアノ協奏曲 イ短調 op54』シューマン
『交響曲第3番 ハ短調 op78 オルガン付き』サン=サーンス
『フランス国歌』
舞台にあった、暴れるちゃんが鍵盤を数えていた、写真奥の茶色の鍵盤楽器はスピネットという楽器だった。初耳!
指揮者の鈴木優人さんがこの楽器で『インベンション』を演奏。優しい可愛い音♪
鈴木さんが後ろの席まで聞こえたか心配していたが、この楽器の良いところは「夜弾いても近所迷惑にならない」だそう(笑)。
『チェンバロ協奏曲』では今度は鈴木優人さんはチェンバロを演奏。
チェンバロ、名前はもちろん知っていたけれど、演奏を聴くのは初めて。舞台上の黒い鍵盤楽器がチェンバロ。軽快な音色!
『亡き王女のためのパヴァーヌ』は今回唯一鍵盤楽器の登場しない曲。最初はピアノ曲として作り、あとからオーケストラ用にアレンジされた曲なんだそう。
ふと横を見ると、暴れるお嬢、スヤーとお休み中。朝早かったからね・・・。爪のために・・・。
でも気持ちは分かる。気持~ちよく眠れる曲よね。
『金平糖の踊り』ではまた見知らぬ鍵盤楽器、チェレスタが登場。
鈴木さん「この楽器知ってる?」と会場に呼びかける。
するとどこからか「チェレスタ!」と子どもの声。
チェンバロの時もいくつか声が上がっていて、まぁチェンバロは知っている子がいてもおかしくないけれど、チェレスタを知っているだなんてすごいわ~物知りな子がいるわ~。
チェレスタの音が本当に金平糖が踊っているようで、暴れるちゃんも知っている曲ということもあり楽しそうに聴いていた。
シューマンの『ピアノ協奏曲』ではいよいよ今回のメインイベント、牛田智大さんの登場!
あら、映像で見ているより素敵な青年。
素晴らしい演奏なのは言うまでもなく、弾く手が全く見えない座席だったのがとても残念。
しかし暴れるお嬢、ふと見るとまたしても気持ち良くお眠りの様子。
・・・・・。ウソだろ。
拍手とともにパチッと目を開いた暴れるちゃん、「寝てなかったよ」
え?寝てたでしょ?
「ううん、目を閉じてただけ」
ウソつけ!!
まだ25歳の牛田さん。12歳のころから演奏家として活動していると聞き、これは早速YouTubeでチェックしなくては!
レベチ。上手すぎるんですけど。
これぞ天才。神童。
しかも楽しそうに弾くな〜。
ラストはサントリーホールご自慢のパイプオルガンの登場。 サン=サーンス『交響曲第3番』。
パイプオルガンに負けじとオケも壮大な演奏。
全部演奏すると長いので(こども無理!)、後半だけ。こどもたちが、ワァーと飽きずに楽しめる感じで良かったと思う☆
アンコールはパリオリンピックへのエールで、『フランス国歌』。
オリンピアンの皆さん、頑張ってください!!!
帰宅後は付け爪を速攻で(いやいや)外し、ピアノの練習を(いやいや)する暴れるちゃん。
牛田さんの爪の垢でもいただきたい。