「冬のソナタ」は韓国の放送局KBSで2002年に放送された全20話のテレビドラマである。主演はペ・ヨンジュンとチェ・ジウ。

 

日本では2003年から2004年にかけてNHKで放送され大ブームとなった。

 

内容は悲しい恋のお話である。様々な偶然と、考えられない不幸等、いわゆる昼ドラの要素に加え、美しい景色、美しい音楽がドラマを盛り上げる後押しをしたこともヒットの要因と言われている。

 

2003年4月から9月まで、当時のNHK BS2で放送された。2003年12月には同じくBS2で再放送された。2004年4月から8月までNHKの総合テレビでも放送された。

 

「冬のソナタ」に関連した経済効果を示す記事やリポートは当時数多く出されているが、私の実感は「冬のソナタ」の映像パッケージを買い求める爆発的な需要が力となり、当時の映像鑑賞メディアをビデオテープからDVDへ、インターネット(少数だが当時既に本国の放送を配信していた事業者がいた)へ変化させる原動力になった、しかも比較的年配の女性が中心となって変化を牽引していったと思っている。

 

当時、記録メディアはビデオテープが主流だったがDVDとビデオが両方再生できるデッキが発売されたり、廉価なDVDプレーヤーが発売されたり、電気店の陳列商品が変わった。

 

当時バップ(vap)から発売されていた「冬のソナタ」の映像ソフトは当初ビデオテープとDVD両方だったが、やがてDVDディスクが主流になっていったように、メーカーではなく年配の女性が引っ張っていったマーケット変動だったのではないだろうか。

 

当時ハードメーカーにはDVDプレーヤーの使用方法について、ソフトメーカーにはDVDディスクの使用方法について年配の方から多くの問い合わせを受けたと聞いている。

 

冬のソナタはリメイクを望む声も多い。

 

提案ですが、日本人のキャスティングで日本国内の撮影で新しい「冬のソナタ」創ってみませんか?いいと思うけどなあ。