前回の更新から9か月。
もはやこのサイトの使い方すら忘れてしまいました💦
その間に入試も終わっちゃって。
では,花園進学塾の2期生となる2024,中3生達の合格実績です。
私立
秀明八千代 特進 1名
千葉明徳 進学S 2名
東京学館 文理 2名
受験者3名
以上。
正直に申し上げます。
今年は公立の合格者を出せませんでした。
昨年は受験者2名で,公立志望と私立志望が1名ずつ。
それぞれ第一志望校に合格できました。
今年は公立志望がいなかったのではなく,3名とも公立志望でしたが合格させてあげられませんでした。
言い訳でしかないのですが,教室長として率直な気持ちを綴りたいと思います。
今年は3名とも厳しい受験を選択しました。
3人とも成績は上がりました。
本当によく頑張りました。
夏休みから毎日教室に通い,22時まで勉強しました。
土日祝日は午前中から22時まで。
8年花園中の生徒たちを指導してきて,教室で自習した時間は今年の生徒たちが恐らく一番です。
そして志望校を変えることなく,最後まで貫き通しました。
最初は3人とも合格の可能性が限りなく0%に近い状態でした。
それから少しずつ成績を上げ,合格の可能性を見いだせるところまで成長していきました。
しかし最後の模試でも「合格できるだろう」というところまでいかず,「可能性は高くないけど,合格の可能性もあるな」という状況でした。
本人も親御さんも,私も講師陣(教え子たち)も悩みました。
合格できる高校に下げるべきか,不合格覚悟で初志貫徹するか。
私は経営者でもあるので,翌年度の宣伝のことも考えました。
「公立合格0はマズいよな…」
でも最終的には本人の意思を尊重して,どのような決断であっても背中を押すことにしました。
そして最終的に3人とも,不合格も覚悟のうえで自分が一番行きたい高校を受験して納得したい,という結論に至りました。
強い子達です。
最後まで頑張りました。
しかし及びませんでした。
残念です。
でも良い受験だったと思います。
正直,経営的にはかなり痛いです。
いくら私が合格率にさほどこだわらないタイプとはいえ,0%はね…。
「今年は3人とも私立志望だったことにしようかな…」という考えも,正直よぎりました。
生徒と保護者があいさつに来てくれました。
「結果は残念だったけど納得している」と。
生徒の気持ちが受験前と同じで嬉しかったです。
「これからも学校の課題とかやりに教室に通う」と。
マグカップとカップカバーをプレゼントしてくれました。
一生の宝物です。
「良い受験」だったと思います。
合格できればベストではありましたけどね。
あとは卒業パーティーで笑って送り出してあげたいですね。
これは講師陣(教え子たち)に任せよう。
今回の受験でもう一つ「良かった」と思ったことがありました。
それは私自身が「やっぱり下げさせればよかった」と思わなかったこと。
生徒や保護者と会って,「経営的には痛いけど,本人たちが納得しているし,これで良かったんだ」って思えたこと。
「モヤモヤする合格より,納得できる不合格の方が良い」ってのが私の考え方。
でもそれは経営面からみると邪魔な考え方でもある。
私がこの仕事を始めてから貫いてきたのは「ブレないこと」。
経験を積み,学ぶことで細部が変わることはあるけど,根本的な方針は変えない。
私がフラフラしていたら生徒も保護者も講師陣(教え子たち)もみんな不安になるし,何を信じてよいか分からなくなる。
だからこれからもブレずに私らしさ,私達らしさを失わず,「良い受験」を目指してやっていこうと思います。
来年は全員第一志望に合格させたい。
そして今年度から指導を始めた堀田先生・大崎先生・梅田先生に,来年こそ教え子が合格する喜びを。
う~ん,でもやっぱり今年のみんなも合格させてやりたかったな~
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