たまたま通りかかる事はあっても
目的地として行くのは
一体いつぶりでしょうか?
昨日は道頓堀に行って来ました。
目的地はこちら『道頓堀ミュージアム並木座』です。
道頓堀に並木座ができた
と言う情報くらいは知っていたのですが
来場したのは初めてです。
来場のきっかけとなったのは
ちんどん通信社で行われた
マニアックサロンで
30年弱ぶりにお会いした今井先生。
↓この公演の主催者
30年前に同じ先生について
茶道を習っていた同窓と言いますか
遥かなる時間を巡って
思わぬ場所で再会したので
間違いなくご縁の深い方だと思います。
説明になっていないな(苦笑)
昨日はお知り合いの方が横浜から
お花を持って駆け付けてくれたそうで
入場前に生花のパフォーマンス。
舞台の上でもパフォーマンス・・・
と言うと軽くなってしまって
ちょっと違うような気がしますが
講談とカホンの間で
花を挿していらした。
さて、今回の演目ストーリーは
戦国時代の百姓が戦場に駆り出される、
いやいや戦って
一人は助かる、がしかし。。。
と言う内容で
その講談語りにカホンが呼応する
と言う趣向です。
因みにカホンは四角い木の箱のような打楽器。
私はフラメンコの伴奏で使われるものだと
認識していましたが、発祥はペルーで
フラメンコに使われ出したのは
半世紀ほど前からだそうです。
↓少し詳しく
https://www.soundhouse.co.jp/howto/drum/cajon/
舞台が終わって、撮影タイム。
講談師の旭堂南歩さん。
まあ男前。
声も良き。
なんでちんどん通信社のミナミさんがいるんだろう
と思っていたら
横笛で参戦してはりました。
明るく声も出るので
横笛だけじゃなく
いっそ司会も任せたら良かったのに。
若い子は使わねば、今井先生(笑)
カホン奏者の那由多(なゆた)さん。
本名だそうです。
お名前に一番びっくりしたかも(失礼!)
だって那由多ってサンスクリット語の仏教用語で
10の60乗とか、72乗とかと
言われている巨大数のことですよ。
通常カホンと言えば
座ってはる木の箱のような打楽器だけですが
那由多さんは工夫されて
前衛にシンバルなども用意。
全体的に奏で出る音が
講談など、和物と相性が良いと思いました。
昨日の舞台はリハーサル2回だけの
ほぼ即興のようでしたが
もう少し演出を加え
声も楽器も直立した舞台を作る事は
可能なんじゃないでしょうか。
世界を楽器と共に周遊し
日本に帰って来て演奏家として
スタートされたばかり。
カホン自体、見たことも聞いたことも無い
と言う方が多い楽器です。
是非聴く機会を多く作って欲しいですし
それには今回のようなコラボは
最適に感じました。
若い方々の活躍は見ていて気持ちがいいですね。
そして今井先生、本当にお疲れ様でした!











