日本のボタニカルアート(国立科学博物館) | 五分咲きの日々~花とひとだま時々ねこの画家、ほんじょうれいこのブログ~

水曜日はお休みだったので、上野へ行ってきました


まずは西洋美術館で、レンブラントを。

私にとってレンブラントは陰影の先生。浪人時代、レンブラントの小さい画集を手元において、どこまで陰影をつけるか、どこまで描写するか、の基準としていました


今回の展示は、版画がほとんどで、どちらかというと版画の技法や歴史のお勉強、といった側面が強かったように思います。

人が多くてげんなりしました


西洋美術館を出て、ならびにある科学博物館へ。

企画展示の「日本のボタニカルアート」展を観ました。

日本のボタニカルアートを発展させた、太田画伯の作品です。

こちらはうってかわって人が居なくて、じっくり鑑賞することができました。

しべの描き方、白い花の描き方など、とてもとても勉強になり、観ることが出来て本当に良かったです。

年表を見て知ったのですが、太田氏は「趣味の園芸」の表紙を一時期担当していました。

ちょうど、母が同誌を購読していた頃だと思われ、私は中身はよく分からず、表紙の絵だけはとても興味深く見ていた記憶があります。

現在の私の原点となっているのかもしれません。