昨日、12月9日に受けた、Tの難関公立模試の結果が返って来た。

それを見る前に、99パーセントの合格率である私立の願書の清書、受験料振込用紙の記入などを2人でやっていた。

2人とも、明日やる、後で、とやらない。

明日から三連休。
振込も書かなくては出来ない。

結局、3時を過ぎてしまい、私のイライラはピークだった。

諦めた頃、

「T、テスト結果返って来た?」

「来た」


リュックを探るT。




「悪いよ」

と渡された結果用紙。

なんと5教科、90人中80位。

英語は70点満点中、16点、90位。
つまり最下位。

社会は85位。


国語、数学、理科は30位、27位、38位。
(点数は覚えていない😭)

私のタガが外れ、いけないとわかりながら、叱る。


Tは、

「怒るな。合格してみせるから」

「奇跡を起こす」


そう言いながら、机には向かわない。


昔から、口だけは明るい。

「不安じゃないの?」


「不安」

だよね。

志望校は、学校、塾から変更を言われていたが、頑張ることを前提に、無謀にも受験することに決めた。

Tは、大人の話に耳を傾けようとしない上、勉強するどころか寝ている。

そりゃ、不安だよね。

あまりのひどさに、正常心を保てない私がいた。

18日から始まった、冬季講習に2人を送り、夫に連絡する。

夫は、受け止めるしかないとのこと。


どうしたらいいか、ずっと考えていた。
答えは難しい。


昨日は、娘Mはバレエ、娘Nは塾だった。
いつもお願いしている、私の妹に塾のお迎えを頼み、私は9時ごろ、雨の中Mを迎えに行った。

年末の金曜日、車で混んでいる。

道中、ずっと考えながら運転。

Mを迎えた後も心が焦る私。

「お母さん聞いて、今日、嬉しいことがあったの、聞いて」

Mが話し始める。

小さな子ども達の、クリスマスプレゼントくじがあまり、くじを引かせてもらったらしい。

なんと1番良いものだったらしい。

「私、運がいいよ」

喜ぶM。

みんなと分け合うと話すM。




なんだか私の心が閃いた。


もう、Tを勉強をさせる事は考えない。


99パーセント合格出来そうな、私立があるじゃないか。
そこでもいいな。
楽しく過ごし、Tの明るくて、社交性的なところを伸ばすのも悪くない。

一度きりの人生だ。

叱るのは終わり。

この後は、本人、夫、学校の先生、塾の先生に無理なくおまかせだ。


私は暖かいお布団になろう。


今日は塾もなく、学校も冬休み。
私の妹が昨夜は泊まっている。

娘達は母達に任せて、ご飯を作りに行こう。三階に。