ジャイアンツの上原浩治投手がついに21年の現役生活にピリオドを打ちました。
大好きな野球選手だっただけに残念で寂しくてなりません(>_<)
引退会見が始まり、第一声から言葉に詰まる上原投手の男泣きを見て、早速もらい泣きしてしまいました。
『雑草魂』が座右の銘の上原投手。
高校時代は控え投手で、甲子園出場経験もなく、決してエリートではありませんでした。
浪人生活を経て入った大学時代に「ノーラン・ライアン」の本を読み、独自にトレーニングを続け、見事に覚醒し、ジャイアンツにドラフト1位で入団するんです。
これだけでもほんと凄いことなのですが…
なんとルーキーの1年目から20勝4敗の成績を残し、その年の『新人王』と『沢村賞』を獲得!
「エリートには負けたくない。非エリートの自分でもやれるんだ!」という反骨精神が僕は大好きで、当時全く芸人の仕事が無かった僕に勇気と希望を与えてくれました。
下の写真は、当時僕のファンの人がドームで撮った写真を僕にくれた一枚です。
松井&上原のヒーローインタビューの写真。
この大好きな2人の写真はいつも部屋に飾っています。
この写真を見ると今でも元気になるんです。
その時、僕がファンだということを知ってくれていて、なんとサプライズで、WBCの時に履いたスパイクを僕にプレゼントしてくれたんです!
それが⬇︎のスパイクです。
ちなみになぜ背番号が『19』かというと、苦労した19歳の浪人生活を忘れないためだそうなんです。
「巨人」で始まり、数々の球団を経て、また「巨人」で終わりを迎え…
サインも^ ^
もちろん今も大切に部屋に飾らせて頂いています。
その後、大リーグへ挑戦し、大ケガを乗り越え、世界中の野球ファンを魅了する大活躍をしてくれました。
「19」で始まり、数々の背番号を背負い、また「19」で終わりを迎えました。
その事が僕はなんとも言えない喜びです。
僕らには計り知れないほどの努力と苦労と葛藤があったのだと思います。
その全てを毎回乗り越えてきた上原投手。
スタイリッシュで独創的で謙虚でまじめで大胆で…。
きっと本当の天才なんだと思います。
敬遠をするのがイヤで泣くプロ野球選手なんて、きっと他に現れないでしょう。
長い間夢をありがとうございました!
人一倍野球のために節制してきた上原投手だけに、今はゆっくりと休んでほしいです。
そしてまたいつか指導者として活躍してくれる日を楽しみにしています!
本当にお疲れ様でした。