安倍政権で支持できるところ
政権交代可能な政治の仕組みを根付かせたいと思っている私は、政権交代が起こった時に、良い政策は継続させ、間違った政策は、政権交代を機に変えるということを、日本の政党ができることを願いたい。
そうでなければ、昭和初期のような政友会と民政党のように、政権の座から引きずり落とすためのスキャンダル合戦の議会になり、喫緊の課題を解決できない政治となります。
そこで、安倍政権が進めている政策を批判するだけでなく、評価もしたい。
評価できる二つをご紹介したい。
一つは、ライフイノベーション関連です。
iPS細胞の研究開発への予算上積み、そして、医薬品・医療機器の審査のスピードを加速させる施策は、大いに拍手を送りたい。
現職時代に、とりわけ、医療機器産業の育成について、私も関わってきたことなので、薬事法の改正含めて、前進してもらいたい。三本の矢の目玉の一つと思いますので、力こぶを入れていただきたい。
もう一つは、日本領海の海底資源獲得です。
本日のNHKニュースでは、南鳥島沖海底のレアアース獲得の勉強会が経済産業省内に発足したとのこと。このブログでも紹介させていただいた案件が動き始めました。
「いいね!」です。
天然資源のない海洋国家という制約が、日本にはあります。
技術の進歩によって、海底資源の獲得ができるようになりました。
天然資源のある海洋国家に変わる可能性を秘めています。
これから、レアアースの他に、日本海の海底油田や、日本列島近海のメタンハイドレートにも、引き続き、取り組んでいただきたい。
花咲宏基拝