キリコはね、お顔がキリッとしてるから『キリコ』
何年も、遠くで見てるだけだったのに、今は亡き二郎に出逢ってからは、いつも二郎にベッタリで猫レストランにも来店するようになったの
寒い冬は、二郎と段ボールハウスに一緒に入ってたね。
ニャンニャンって、二郎によくスリスリしてたね
二郎が旅立つ時も、きっと隣にいたはず・・・
二郎を探してる間、私のところにも何度も顔を出してくれた。
二郎のこと・・・伝えにきたのに・・・
気付いてあげられなかった・・・
二郎がいなくなった今も、キリコは、猫レストランに来てくれる。
食べ物の好みが、一番ワガママなお客さん
カツオか、マグロを茹でたのが好物。
近くまで来てくれると、ご飯をすぐあげられるのに、警戒心が強いから・・・私が気付くまで、離れた所でジーッと待ってるの
あっ・・・
すみませんお待たせしました
ってね
二郎が繋いでくれた、あなたとの縁
一生大事に、仲良くしていこうね