【内なる自分を表す】281 神田京子大独演会への道・当日編 | 望む未来をご案内~花らっきょうのブログ

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【内なる自分を表す】281 神田京子大独演会への道・当日編

寄り添ったり、慰めたり、「そうだよね」と
一緒に相槌を打つことの出来る講談がもっとあっていい。
(講談師・神田京子さんのプログラムノートから)

===

今回もご覧いただき有難う御座います。

◆講談師・#神田京子 さんの大 #独演会 が、
1月25日に開催されました。
https://2024daidokuenkai.website/

会場は有楽町のよみうりホール。
1100名の座席を満席にしての開催でした。

花らっきょう、当日は仲間内の企画で着物を着用。
お食事も頂いて気合十分で御座います(笑)

と言うわけで、チケット買われへんかった方、
本記事は必見です(^^)v
 

◆さて、幕が上がると、早速京子さんが登場。

下手・上手の席に投げキッスでお出迎え、
ご挨拶に入ります。

折しも元日には能登半島地震が発生。
被災地の皆様に応援の拍手も!
オリジナルは立川志の輔師匠との事

今回特別に招待した学生さん100名もご紹介。

かくして本来なら8分で済ませるところ、
どどーんと20分に拡大!(笑)
春風亭一之輔さん談
 

◇その一之輔さんの落語に続きます。

演目は「初天神」。

おねだりしたがる理屈屋の息子・金坊と、
息子のおねだりを嫌がる短気な父・八五郎、
この二人が繰り広げるドタバタ噺。

奇しくも当日は初天神言うのが粋で御座います。
 

◇その次はトークショー。

大学の先輩・京子さんと後輩・一之輔さんが登場。

金子みすゞゆかりの写真がステージに並ぶ中、
先輩が後輩にみすゞの生涯を語ります。
 

◇その後は、合唱。

登板したのは、フレーベル少年合唱団。

みすゞの童謡詩にメロディーが付いて、
素敵な童謡になりました(*´∀`)♪
 

◇この度の独演会は都合2時間がかり。

本来なら中入りを挟むところ、
今回に限っては休憩無しの怒濤のステージ。

と言うわけで、本記事も中断せんと続けます(^_^;)
 

◆さて、お待ちかね、
今や神田京子の代表作「金子みすゞ伝」。
 

◇金子みすゞは、山口の漁師村・仙崎の生まれ。

幼くして父を亡くし、弟・雅輔が叔父夫婦の養子となり、
早くから家族の別れを経験して来ました。

その後、母が叔父と再婚したため下関に移住。
弟とは従兄弟として暮らして行きます。

学校の勉強は熱心に取り組み、
「まだ見ぬ世界を知る喜び」に生きたそうです。
 

◇転機が訪れたのは、20歳の時。
出会ったのは、折しも日本で隆盛していた童謡詩集。

「この中に私がいる!」

童謡詩を次々と発表したみすゞは、
詩人・西條八十に「童謡界の若き巨星」と絶賛されます。

創作の対象は郷土への想いから次第に、
小さきものへ、弱きものへ、明るいほうへ・・・
 

◇一方、家族の間ではと言うと、

弟・雅輔が姉への想いを断ち切るかのように上京、
みすゞも店の番頭格と結婚して一女を儲けます。

しかしながら、幸せは長く続きませんでした。

夫の失業、暴力、みすゞへの性病の感染、離婚。
果ては最愛の娘さえ奪われかねない状況に。

追い詰められたみすゞはこの時26歳、
虹の橋を渡る決断をするのです・・・
 

◇終演後、会場は鳴りやまぬ拍手。

みすゞの詩を織り混ぜながら、
どんな時でも「明るいほうへ」。

京子さんの構成力には改めて脱帽です。 

アンコールでは、童謡詩人・矢崎節夫さんが登壇。
みすゞ再発見の立役者が朗読で花を添えました。


◆その京子さん、
今年は芸歴25周年を迎えるとか。

新作「渋沢栄一伝」を引っ提げて、
武道館へ向けて走り抜くそうです!Σ(・ω・ノ)ノ

打ち上げ会場では早速・・・
作戦会議も行われました(笑)
 

講談師・神田京子の活躍を、
これからも楽しみに致しましょう!

最後までご覧頂き有難う御座いました。

「神田京子大独演会への道」、
これにて読み切りとさせて頂きますm(_ _)m
 

※写真は、「神田京子大独演会」の当日。千代田区、1月25日
1枚目:京子さんとフレーベル少年合唱団。
2枚目:打ち上げ会場で深々と頭を下げる京子さん。
3枚目:応援者と談笑する京子さん。
4枚目:花らっきょうと京子さんのツーショット。
5枚目:京子さん、マッサージを受けるの図。
6枚目:打ち上げ会場の台所。豚汁を盛り付ける図。
7枚目:来場前に頂いた夕食。応援者の持ち寄り。
8枚目:着物着用後の花らっきょう。大正期の書生風に。

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