「旅情詩人と呼ばれた木版画家 川瀬巴水(かわせはすい) 旅と郷愁の風景展」
@大丸ミュージアム京都
チケットをいただいたので観に行ってきました。
恥ずかしながらこの作家さんを存じ上げず…
スティーブ・ジョブスもコレクションしていたという有名な版画家だったとは。
実際に見てみるとこれは版画?!というくらいの線の細さ。
どう見てもイラストでしょ!!というくらいの繊細な表現にびっくりしました。
雨や雪などあえてこの天候を表現するのか、という難しいシーンも
情緒あふれる版画に仕上がっていてもう目が離せませんでした。
塗りと線の描き分け方も版画の工程を考えると気が遠くなります。
敢えて濃い色を重ねた青系の絵が多いのも印象的でした。
風景にポツンと人が入っているのも背景のストーリーに想像が膨らみます。
全国各地を旅して見た風景を版画に落とし込んでいるので、各地の情景が目に浮かぶようです。
すごいの言葉しか出てきませんでした。
最終日だったので人が多かったです。
そして展示点数も多い。
作品のサイズが小さいので一人が前に立つと、
他の人が見れずなかなか進まない、という感じで何枚か飛ばしてしまいましたが、
夫が図録を買ったのでまたじっくり見せてもらいます。
図録から好きなものを一部。
どうしても人物や着物に目が行きますね。
川瀬巴水の作品は東京国立博物に所蔵されているものは公式サイトの画像検索サイトで閲覧できます。
気になる方は是非検索してみてください💻
また、東京国立博物館には「増上寺の雪」の刷工程一式が保管されています。こちらも画像が閲覧できます。
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