【着物】羽織のススメ〜羽織はどういう時に着る？

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京都市下京区丹波口駅すぐ、ハナオムスビ着付け教室
走る着付講師の栄里です

着物を着た時に上から着る「羽織」

私は羽織ラバーです。

羽織には防寒やチリよけなどの役割があります。

女性の羽織は洋服でいうとカーディガンやジャケットのようなもので、普段着〜略礼装の時に着ます。

礼装には向きません。

室内では脱がなくても大丈夫。

数年前からレースなどの薄羽織が流行っており、着物と帯だけでは物足りないかな、という時に羽織るのに便利です。

なくても良いものですが、一枚あると重宝します。

羽織を羽織っているだけでこなれている感もでますし、京都はレンタル着物で歩いている方が多いので、その方たちと差別化したいというのもあります。

あとは帯結びがイマイチな時とかも隠せますね。

いちりんさんのレース羽織。

花柄は苦手なのでこういった格子のさっぱりしたレースは使いやすくありがたいです。

この背中のシルエットが好きです。

丈もいろいろありますが、長いとアンティーク感や女性らしさが出ます。

短いとカジュアルな印象。

（新之助上布の綿麻着物を浴衣風に着ています）

暑い時は浴衣に羽織を重ねたり。

浴衣にはまだ早いかな、でも暑い、という時に浴衣感を抑えるのも羽織があれば楽チンです。

そして私の場合はなによりも

「体型カバー」

のために着ていることが多いです！

着物の面積を少なくできる！

縦長でほっそり。

↑上の着物は小さくて対丈で着ているので、

下腹が目立ちます。

そんな時も羽織でごまかす。

私は体重の増減が激しいのと、淡い色を着ると膨張して見えるので、その時は着物と帯に羽織があると安心です…

軽めのものなら透け感もあって重さも感じないのでとてもオススメです。

薄羽織、レース羽織など、今は手に入りやすくなっていますので、お気に入りのものを見つけてくださいね。

地味な紬の着物にこってり派手な銘仙の羽織を合わせるのも好きです。

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