以下は毎日jpからの引用です。

東日本大震災で東京都町田市の大型スーパー「コストコ多摩境店」の駐車場の
スロープが崩落し2人が死亡した事故で、「構造計算」にミスがあった可能性が
高 いことが捜査関係者などへの取材で分かった。構造計算した建築士が設計図
(意匠図)とは異なる計算をしたため、十分な耐震強度が確保されずに建設されたと
みられる。警視庁は業務上過失致死傷容疑で、一連の設計に関わった建築士ら
数人の立件を検討している。

東日本大震災を巡る建物の崩壊で刑事責任が問われれ ば初のケースとなる。


http://mainichi.jp/select/news/20120511k0000m040123000c.html




以下はYOMIURI ONLINEよりの引用です。

依頼者の預かり金を不正流用したとして福岡県弁護士会の調査を受けていた弁護士が10日、
福岡地検に詐欺容疑で逮捕される事態になった。

弁護士による預かり金着服などの不祥事は全国で相次いでおり、識者からは、法曹界に

不正が起こりにくい仕組み作りを求める声も出ている。


逮捕されたのは、福岡県弁護士会に所属する高橋浩文容疑者(51)(福岡市中央区)。

逮捕を受け、同弁護士会の古賀和孝会長は「誠に遺憾。弁護士全体に対する国民の信頼を

失いかねない状況に至っていることを深く自覚し、重く受け止めている。再発防止策の検討を急ぎたい」との

コメントを出した。

高橋容疑者を巡っては、福岡地裁が3月、自己破産手続きの開始を決定していた。破産管財人によると、

私的な借金を合わせた負債総額は3億5226万円で、うち2億5470万円は民事訴訟の着手金や

訴訟相手に支払うために預かった賠償金など依頼者への負債という。


このほか、高橋容疑者に民事訴訟の提訴を依頼した人が昨年、福岡地裁に訴訟の進行状況を

問い合わせたところ、訴状が受理されていないことが判明。 同地裁は2月、依頼者が持っていた訴状に

押されていた受付印は偽造された疑いがあるとして、容疑者不詳のまま福岡県警に有印公文書偽造、

同行使容疑で刑事 告発していた。


弁護士による刑事事件としては、東京弁護士会所属の元弁護士が3月、和解交渉金約600万円を

着服した容疑で警視庁に逮捕された。

愛知県内の弁護 士も昨年6月、成年後見人になった男性の口座から1510万円を引き出したとして

業務上横領などの疑いで名古屋地検特捜部に逮捕されている。


(2012年5月10日15時05分 読売新聞)


弁護士と言えども人の子って事ですね。
ただ・・・ こんな事件が起きなくても 私は既に弁護士を信用できなくなっていますが。。。

この国の正義はいったい何処に?

以下は朝日新聞デジタル版よりの引用です。


業者の重大なミスで新築住宅を建て替えなければならなくなったとき、

業者は住民が住んだ期間に応じて賠償額を減らせるかが争われた

訴訟の上告審判決があった。

最高裁第一小法廷(宮川光治裁判長)は「構造上の安全性にかかわり

倒壊のおそれがあるなど、建物に社会経済的な価値がないときは

減額できない」とする初めての判断を示した。その上で、減額を求めた

業者側の上告を棄却した。