「誤人」
全日程無事に終了致しました。
連日超満員のお客様にお越し頂きまして
それほど嬉しいことはございません。
はじめてのボクラ団義さんへの出演が、
ボクラ団義さん自身3年半ぶりの番外公演ということでシアターKASSAIでの濃密な空間でのサスペンス会話劇。
大田原あられ役をさせて頂きました。
14年前に殺害され
大田原家、そして聡が14年間を掛けて復讐を誓うきっかけになった
「大田原あられ」という存在。
わたしにできることは、ただひたすら、みんなを愛することのみでした。
こんな素敵な家族と婚約者がいたんだもの。
生まれてきただけで充分幸せです、あられは!
だからみんなが復讐に人生をかけるのが
すごく辛くてね。
色濃い役が多かった私として
いかに色を無くして透明に近づくか、
をテーマに演じて来ました。
あの濃密なスキーロッジの空間に
交錯するエネルギーと感情の渦が
日に日に強く大きくなってくのを肌で感じ
なんて素晴らしいカンパニーにいられるんだろうと。毎日感動していました。
舞台上の端から端まで全員が
舞台、作品への凄まじい集中を持ち。
終わるとズドーーーンと。
苦しくて苦しくて
心が重たくなって。
でもまたスキーロッジのみんなに会いたくなる。
そんな作品でした。
大好きな大田原家を支えてくれた女性陣。
誰よりまっすぐな氷河を支える由紀ちゃん
お調子者だけど誰より優しい樹を支える
玲子ちゃん。
そして、わたし亡き後、
聡を支えて愛してくれたひろ子ちゃん。
みんなみんな、女性として尊敬する強き女たちです。
「つららちゃん」(笑)
をバラし後に囲む一同(笑)
そして伝説の。
ピンクのウェアにグレーのズボン。
を奪われた。加藤凛太郎に。
ワンちゃんみたいな伊吹のキラキラ感好きだったなぁ。
そちらのドラマもすごく悲しく深いお話でしたね。
今田の一番最後のセリフに全てが集約されていますよね。
今田演じた、のぶさん。
中西演じる、若狭さん。
おふたりの動と静の芝居。
凄かった。
そして金曜日のみの出演だった大音さんも
本当に尊敬します。
曲も照明と演出も
かっこよくてすきだったなーーー!
計18ステージ
あっという間だったなーー!
また次の舞台へ。
今日からお稽古がはじまります。
今回学んだこと、出逢ったことを胸に
これからも頑張ります!
沢山の応援、本当にありがとうございました!
キャストの皆様、スタッフの皆様、
ファンの皆様、ありがとうございました!
間違いなく池袋の桜。
素敵な春の想い出ができました。
また来年桜の時期に
春ヶ峰を想い出してくださいね。
あられ