このタイトルの言葉は、以前の記事でも紹介した神慈秀明会を体験した方のAmebaブログ記事から引用しました。
筆者はコロナ禍だった2020年頃に神慈秀明会を体験しました。
入信して約3か月たった頃に、
取り返しがつかなくなる前にここで秀明会をやめようと決心され、
しつこい退会ひきとめにあいながらも関係を断ちました。
自分の体験が、違和感があり、迷ってみえる方の一助になればと、
阿部元首相銃撃事件より旧統一教会がテレビで取り上げられていた2022年にこのブログを書かれています。
神慈秀明会とは滋賀県甲賀市信楽町にあるMIHOミュージアムの母体宗教法人です。
MIHOミュージアムは桜が映えるトンネルで、近年は交流サイト(SNS)で話題となり、1日最大2千人ほどが訪れる人気スポットになっているそうです。
トンネル内まで春盛り 桜の見ごろ、滋賀県甲賀市の美術館「MIHO MUSEUM」で (中日新聞2026年4月8日)
また世界的建築家のI.M.Pei氏の設計でも有名な美術館です。
曜変天目茶碗(加賀藩主前田家に伝えられた重要文化財)等で収蔵品でも高い評価がされています。
美術館の建築や所蔵品が素晴らしければ、
母体宗教法人の問題を不問にしていいのでしょうか?
SNSでの美術館の評判がよければ、
美術館内では宗教色もなく、
勧誘も行われていなければ、
母体宗教法人にしつこく勧誘された人や、元信者や2世たちのSNSでの批判を放置してもいいのでしょうか?
この美術館を建設し所蔵品を集める潤沢な資金が、
母体宗教法人でどのようにして集められたのかという背景にも注目して頂きたいです。
そしてこの母体宗教法人の実態が、
事件が起きなくても世間一般に知られることを願っています。
新たな犠牲者を出さないためにも。
なかったことにされている今までの犠牲者のためにも。
ブログの筆者は、神慈秀明会信者のシンボルである「おひかり」を受け取ってからショックを受けたことを書かれています。
さらにショックだったのは、これから毎日この袋を気にしながら過ごしていかなければならなくなったこと。
油断すると紐が首元から出たり、Tシャツだと見えてしまうのでずっと気になってしまいます。
ネット上で「奴隷の首輪」と書かれていましたが、まさにそのとおりだと思ってしまいました。
また、この袋は汚れるので月に1度資格のある人に取り換えてもらわなければならないとのこと。
袋は密閉されるのですが、その縫い方もかなり粗めで、油断すると確かに毛など異物は入りそうです。
また、このおひかりを落としたり、袋の中に毛や異物が入ったりすると「お詫び」として1万円以上お玉串したり教会で読経とかあるので気を付けてくださいと言われました。
ユキのブログ>おひかり
おひかりを渡されたあとの説明で、
”ネット上で「奴隷の首輪」と書かれていましたが、まさにそのとおりだと思ってしまいました。” と記述していますが、それがこちらです。
神慈秀明会の真実~元信者の証言で綴るカルト教団の実態~(20013年版アーカイブ)
>3-2「おひかり」の呪縛
「おひかり」は信者が首にかけているお守り。
教団はこれによって、信者の生活を制限し、
お金を搾り取るシステムを作り上げた。
脱会者の1人は、これを「奴隷の首輪」と呼んだ。
神慈秀明会の真実>「おひかり」の呪縛
またお詫びについてのネット投稿を、
私のサイトでも”ありえる事例”として編集して紹介しています。
>全般
>お詫び」
ブログの筆者はおひかりの取り扱い以外にも、
色々と後から言われ、
入信したことを後悔されます。
これらのことは入信前に必ず伝えるべき重要な内容で、
入信後しばらくたってからこれらのことを聞かされました。
第1講前にわざわざ確認したのに、完全にだまされました。
・厳しい戒律がないか
・お金がかからないか
確認したのに、当初入信前と話が全く違いました。
ここまで入信から約3か月たった頃でした。取り返しがつかなくなる前にここでSS会やめようと決心しました。
おひかりをはずしたら心も体もすごく楽になりました。ユキのブログ>入信して後悔
筆者は、事前に確認したのに、当初入信前と話が全く違うことに違和感をもちました。
この ”後から聞かされる” ことを、
『”後からとんでもない条件を付けた足す”殺法』と表現した元信者の投稿サイトnote記事があります。
筆者が入信したのは1989年の秋でした。
入信した経緯から、信者のシンボルである「おひかり」を処分するまでを、
せきららに記事にされています。
”統一教会が解散命令を請求された理由が、
先祖の因縁により不幸になるなどと告げて不安をあおった事や
高額な献金をさせたという事らしいが、
それならば神慈秀明会も解散命令を請求されなければならない。”
と神慈秀明会のひどさを語る人が増えるのを希望して、
自らの体験を時系列に語っています。
筆者と同年齢で同時代に信者だった私も各記事で、
当時の自分の体験や思いをコメントしています。
神慈秀明会はMIHOミュージアムがグランドオープンした1997年の前年末まで、
駅前や戸別訪問で、
「あなたの健康と幸せをお祈りさせてください」と声をかけて、
手かざしをして勧誘していた宗教団体です。
筆者もそうやって声をかけられました。
”神慈秀明会の戒律(守らなければならない事)は一つで、毎月行われる勉強会に参加するだけ。”
と言われ、
厳しい宗教でもなさそうだしやってみるかとなって入信する事に決めたのですが、
入信に必要な3万9千円を渡し、掛け軸の前に正座して入信のお経の様な物を唱えた後、お光を渡された。白い布製で、その日の日付と私の名前が筆で書かれている。中に光と書いた紙が入っているのだろう。首にかけた後に言われた。
「お光は自分以外の人に触らせては駄目。常に首にかけておき、お風呂に入る時だけ外して良い。ただし床や机に置いては駄目で、壁につけたフックにひも部分を巻き付けておくか、三宝(木の小箱)の上に置かないと駄目。」
出た。出た。”後からとんでもない条件を付けた足す”殺法。この瞬間私は「あ、退会したい。」と思ったが後の祭り。入信してから退会したいと思うまでの最短時間更新で、ギネスに申請すれば通ったはずでっせ。
このように、取り扱いの事前説明もなく「おひかり」を拝受させ、
入信をさせるのが神慈秀明会の常套手段です。
「おひかり」の取り扱いが守られないと、
"お詫び” という出金をともなう約束事を決めなければならない戒律があります。
本来なら、この厳しい取り扱いと、
"お詫び” の説明を受けた上で納得したら入信するのが筋というものでしょう。
筆者は「おひかりのお詫び」で美術館のために百万円を献金した経緯も、
神慈秀明会の実態を知ってもらうために記事にしています。
カルト宗教「神慈秀明会」を糾弾せよ 40 百の実献金
ユキのブログの筆者も入信前に確認した、
お金がかからないという話と全く違うと指摘した、
”これらのこと” の中のひとつに、
滋賀県信楽にある立派な教会本部(神苑)のための献金、
神苑会員(地上天国献金)というのがあり、
年に1度ですが、1人あたり桃の種献金12万円、
桃の実献金120万円、
桃の木献金1200万円コースがあるそうです。
1年12万円なのでひと月1万円より。ユキのブログ>入信して後悔
と入信後にされた献金の説明について書かれています。
神慈秀明会をある程度経験した方なら、?と思われるのではないでしょうか?
地上天国建設献金の桃の実献金(1口100万円)シリーズ(種10万円、木1000万円)と、
本部維持会員会費である神苑会員(年会費12万円)がミックスされています。
私がいた頃は別々でしたが、
最近なのか、この所属だけなのか、
もう10年以上前に辞めている私にはわかりません。
というのは神慈秀明会は所属によって
入信にかかる金額も(私がいたところは4万2千円)、
お詫びで出す金額も違います(私がいたところは千円)。
つまり所属によってローカルルールがあるのが神慈秀明会です。
ただ教祖の教えを伝えることより、
感謝報告という信者の体験談を聞かせることで入信させたり、
献金する気にさせるやり方は共通しています。
筆者は献金についても書かれているので、
その前の記事「宗教観」とともに一読をおすすめします。
神慈秀明会も、すべての考え方が間違っているとは思いませんが、
献金に結びつくところがどうも強引で腑に落ちません。
健康で献金できた信者の喜びをほかの信者に伝えています。
そんなこと言うと献金できなかった人は負い目を感じます。ユキのブログ>献金
しかし、それはあくまでも本人の自由意志によるものとされるように、もっていきます。
それは、『”後からとんでもない条件を付けた足す”殺法』に、
拒否反応を示さずに素直に戒律を守り、
参拝等の活動を行っている人を対象にしているからです。
拒否反応を示す人、不安をあおることに嫌悪感を示す人は対象にしません。
だからといって素直に信じて無理な献金をし、
生活苦に陥った方が悪いのでしょうか?
『”後からとんでもない条件を付けた足す”殺法』を、
正当化している信者たちが運営する桃源郷が素晴らしければ、
実態を不問にしてよいのでしょうか?
美術館内では宗教色もなく、
勧誘も行われていなければ、
母体宗教法人に対する元信者や2世たちのSNSでの批判を、
放置してもいいのでしょうか?
旧統一教会への解散命令が最高裁で確定しました。
この機会に、信者による感謝の献金だけではなくすすめられての借金献金、無理な高額献金で建てられたMIHOミュージアムの、
母体宗教法人である神慈秀明会にも関心をもち、
元信者である私のサイトに訪れて頂ければ幸いです。
「秀明の闇>秀明のウソ・いつわりシリーズ>起こされた裁判」
神慈秀明会が不安を抱える住民に隠したネット上にある、
・”欺罔脅迫行為に基づいて献金等をさせられたとする損害賠償請求が認められなかった訴訟”等
・ネット投稿にみられる裁判の存在、
・賠償命令がでて新聞報道された訴訟についてと、その裁判について神慈秀明会が伊勢の住民へ行った説明
について紹介していきます。
MIHOミュージアムが完成間近だった1994年(平成6年)に、東京支部の元信者が裁判を起こしていました。
担当弁護士はカルト問題に詳しい、紀藤正樹氏でした。
先祖の霊を慰めるために多額の借金献金を繰り返したことにより、生活苦に追いつめられた元信者の訴えはしりぞけられ敗訴となりました。
旧統一教会等の新興宗教に関わるトラブルにより、霊感商法に対する法整備も順次行われてきました。
東京支部のこの元信者が敗訴となり、神慈秀明会が”社会的相当性を逸脱した行為をしたと認めることもできない”と門前払いされた当時の宗教被害は今では不法行為にあたります。
この裁判事例について以下3点の視点から取り上げていきます。
・今では不法行為にあたる信者の言動
・今では社会的相当性を逸脱した行為になりえる信者の言動
・教祖岡田茂吉の教えに基づいた指導・信者の言動なのか
秀明の闇>・・・>起こされた裁判事例
関心をもたれた方は、
”霊感商法に対する法整備” については、私のサイトの
神慈秀明会にお困りの方へ>・・・>不安をあおる献金勧誘について
”当時の宗教被害は今では不法行為” については、
神慈秀明会にお困りの方へ>・・・>事例別の不当な入信・献金勧誘
を参照してもらい、この裁判事例について考えて頂ければ幸いです。

