最近すごく怖いと思ったことがあったので書いてみます
テレビをよく見てるんですけどね。
ちょっと前に都会で、夜道を歩いていた女性が、面識のない男にナイフのようなもので刺されるという事件がありました。
犯人の男は「人を殺したかった」というだけの犯行でした。
その一部始終が監視カメラに映っていて、その映像が流れていました。
画面の上から歩いてくる女性。
画面の下から出てくる男。
女性が、男がおそらく手にナイフみたいなものを持っているのに気づいて距離を取ろうとする、のと同時に男が刺しに行く。もみ合って倒れた女性に何度かナイフが振り下ろされる。女性は必死に逃げ画面の左に消えていく。男は追いかけることなく、画面の真ん中でタバコを吸っている。
そこに現れた人がナイフを遠くに蹴り…という状況が映っていて。
女性はナイフで刺されて怪我をしたけど命はある、との事で。
映像にはこの2人だけでなく、もみ合っている2人を目にしながら通り過ぎる人が写っていました。
一瞥して素通り。
これが私的には1番の恐怖でした。鳥肌がたちました。
見たのに素通り?恐怖を感じて逃げるとかでもなく、日常の1ページみたいに通り過ぎていくその人に恐怖を覚えました。
昨日の夕方のニュース番組で。
日が落ちるのが早くなってきたので、車の運転をする人は視覚から人が消える、車の構造で車の部品と人が重なって見えなくて…など見にくい状況があるのでという、実際の事故映像を用いた注意をするコーナーがやっていました。
横断歩道を画面の上から歩く人、画面の下から歩く人。
左折の車がその人たちが渡るのを手前で停止して待っているのを、右折の車が、自分に譲ってくれたと勘違いして(専門家の見解)画面の上から歩いてくる人をはねました。
その映像は左折の車のドラレコで、運転手の叫び声が入っていました。
うわぁ怖っ!と思いながら見ていましたが、いちばん怖かったのは、横断歩道を歩いていたもう一人の人。
全く見向きもせずに横断歩道を亘り、そのまま歩いていきました。
鳥肌立ちました。人が跳ねられたその場にいて気づいてない…怖すぎる。
いちばん怖いのは人間って本当ですね。
運転には、本当に気をつけようと思ったのでした。
真夏にする話みたいなタイトルになってしまいました