詩杜香会報VOL41 Akikoの『時計』 | 愚濁庵のつれづれブログ

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詩杜会会報41号に掲載されていた

Akikoの詩です。

 

 

         時計

 

                  Akiko

 

時計をはずした時

 

一人だけの時を刻む

 

他人の目から解放された

 

自由な

 

孤独な

 

わがままな

 

ほんとうの私の姿になる

 

 

時計は他人との時間を合わせる

 

手段でしかない

 

 

私のほんとうの姿は

 

一人部屋に入った時だけだ

 

その時 私は

 

自由と

 

孤独と

 

わがままを

 

手に入れる