『Road to JWP 20th.13』
◆10月2日(日)東京・新木場1st RING(12:30)



▼蒼星杯ブルースターカップ公式リーグ戦15分1本勝負
 <0点>勝愛実vs長野ドラミ<0点>

 両者ともリーグ初戦。ドラミは他団体初参戦が公式戦となった。同リーグ戦参加が決まるまでは他団体会場でセコンドにも付いたこにも付いたことがなかっただけに、緊張せずに自分の実力を出し切るかが課題となる。勝は「練習生時代に(ドラミと)会ったことがあったけど、体が大きくなっていてビックリした。お互いタックルを使うので負けたくない」と警戒。優勝候補に挙げられているが「初戦で勝って勢いに乗りたい」と必勝を誓っている。



▼蒼星杯ブルースターカップ公式リーグ戦15分1本勝負
 <2点>masu-mevsラビット美兎<2点>

 初戦で白星をあげた2人が対決。masu-meはリーグ戦では後輩との戦いが続き、負けられないというプレッシャーが襲いかかる。ラビットのような丸め込みを得意とする選手は一瞬の隙が命取りとなるだけに、気を引き締めて臨まなければならないだろう。masu-meは「スピードに手を焼きそうだけど関節で決めたい」と話し、ラビットは「腕など取られないように(関節に)気を付けたい」とお互いに警戒。どちらも初戦で勝利した勢いいを止めたくないだけに、激しい試合となりそうだ。


▼20分1本勝負
 春山香代子&コマンドボリショイvs川佐ナナ&矢神知樹

 ブルースターカップが黒星スタートとなってしまった川佐&矢神が、ベテラン2人へのチャレンジマッチに挑む。川佐は春山の付き人であり、矢神はボリショイのタッグパートナー。川佐は「お世話になっている感謝を試合で見せたい」とと意気込んでいる。ボリショイは「2人にはリーグ戦に向けた気持ちを見せてほしいし、矢神には組むだけではなく対戦することで学ぶものがあることを教えたい」と、春山は「(川佐は)練習では元気なのに試合は緊張していい所を出せていない。思いっきりぶつかってきてほしい」と期待。もちろん、期待するからこそ試合では厳しくなるはず。若い2人には立ちはだかる高くて厚い壁に、臆することなく思いっきりぶつかっていく姿を見せてほしい。

▼スペシャルシングルマッチ30分1本勝負
 倉垣翼vs植松寿絵

 来年4月30日に引退の決まっている植松が、JWPタッグ王座をかけて名勝負を繰り広げてきた倉垣と対戦。倉垣は「大好きな選手だし当たれるなら何度でも当たりたい」と対戦を心待ちにしている。もちろん、タッグ王者として植松☆輝は有力な挑戦者候補であり、倉垣も「ベルトをかけてやりたい気持ちはある」と明かしている。このシングルをきかっけにタッグ王座戦へ気運が高まる可能性もあるが、日本女子プロレス界一のパワーを誇る倉垣と、誰にも負けない職人技を見せるテクニシャン植松の戦いは、純粋に期待できる極上のカードだ。最後となるかもしれないシングルマッチは絶対に見逃すことはできない。



▼自主興行権争奪!ザ☆WANTED!?vs獅子の穴60分3本勝負
 阿部幸江&KAZUKI&モーリーvsLeon&中森華子&勇気彩(大畠推薦選手)

※勝利チームが12月11日(日)北千住大会で自主興行を開催。

 9月23日の新宿FACE大会で「ザ☆WANTED!?10周年記念興行」「第2回獅子の穴興行」の開催をそれぞれ発表。12・11北千住の興行権をかけて3本勝負で対戦することになった。大畠は出場できないため「フリーになったばかりで勢いがあると思うし、今は自分が上だと思っているけど、これを機にライバルになってくれれば」と同期の勇気を代理選手に指名した。Leonも「体格もパワーもある。同期で刺激しあってほしい」と期待。中森から「獅子の穴つまんない」と批判されるなど不安な部分もあるが、Leonは「今は米山革命に注目が集まっている。引退する選手に負けるのは悔しいし、だからこそ獅子の穴興行は米山の引退前にやらなければいけない。獅子の穴で話題を作って、JWPを引っ張っていく」と興行開催への意欲を見せている。一方、ザ☆WANTED!?のリーダー阿部は「後からしゃしゃり出て来やがって。こっちは10周年。ユニットに対する気持ちの重さが違うんだ。試合で負ける要素もないし、向こうはギクシャクしてるみたいだから。しかも
1人は代理でしょ? 大畠が出ないなんて何たるこっちゃねん!バカ!」とヒステリック気味。しかし、両者のコメントにあるように「ユニットに対する気持ち」は勝敗に大きく影響しそうだ。どちらが試合で発揮できるか。興行権だけではなく、ユニットのプライドをかけた戦いでもある。


▼米山革命~最終章~30分1本勝負
 米山香織vs木村響子

 米山が初めての後輩だった木村との対戦を希望。「話題になる試合がしたい。会場を満員にすることが米山革命」という米山だが、やはり木村には特別な感情がある。木村も「一番近い先輩で、一番最初に越えなきゃいけない壁だったが、自分がJWPを退団したことで越えられないままだった。引退してしまったら二度と越えることができない。今しかない」と参戦を決めた。2年半前にレボルシオン・アマンドラとして乗りこんできた時とは状況が違う。デスマッチについても「米山さんとデスマッチをやりたいとは思わない。それは自分の土俵であり、2人がすべて出せる試合をしたい」と言う。違う道を歩んできた2人には意地と誇りがあり、最後のシングルマッチはそれぞれのプロレス人生をぶつけあう試合となる。今のプロレスファンはもちろん、昔のJWPファンにも見てもらいたい一戦だ。

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