こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。

気持ちの良い秋晴れの朝ですね。

さて、先日社内で、自身のがん治療体験を話す機会に恵まれました。

僕の場合は、がん治療前から社内周知をオープンにしていましたので、特に抵抗感はありませんでしたが、100名以上入る大会議室での登壇ということで、やはり緊張はしていました。 

無事終わったから言えることですが、やはりコンディション管理における不安はずっと頭にあったので、体調や喉の調子をベストにキープするため、2週間前くらいからお酒を控え、マスクをずっと着用していました。

この辺が、良くも悪くも治療前とは変わったところですかね。

結果的には、15分間、声が枯れることもなく、水を飲むこともなく、しゃべりきることができました。

周囲からも、「貴重な話をありがとう」といった言葉をいただき、良かったなと思っています。


これまでの僕は、どちらかと言うと、表に出てしゃべるよりも、セコセコと裏で文章を書いて伝えることに強みを感じていましたし、性に合っていると思っていました。

人前に出て話したり、笑いを取ったりするのは得意じゃないというか。

でも、今回の病気のことは、逆に本人が表に出ていくことでしか伝わらないことも多いのではと思っており、今後は外で話す機会を増やしていきたいと考えています(声がかかればの話ですけどね)。

そして、そのときはテクニックやスキルに頼るのではなく、気持ちや熱意を全面に出して話したい。

もちろん、表に出ていくということは、これまで以上に誹謗中傷などを受けるリスクも増えるわけですが、そこは臆することなく、がんチャレンジャーとして新たな挑戦をしてみようと思っています。

いつか皆さんの前でもお話できる日が来ることを願っています。

では、引き続き良い週末をー。

(了)