池袋から、西武特急ラビュー。

初めて乗ります♪

 

特徴的なシート。

 

窓が足元までひろがる、開放感。

でも窓枠にドリンクを置くことができませんね。

 

今日の目的地は、三峰神社。

数年前のGW中、車で向かおうとしたのですが、あまりの渋滞に、途中でUターンしてしまいました。

今度は電車とバスを乗り継いで、再挑戦です。たぶん今は冬だし、そんなにも混んでないんじゃないかと思いつつ…(結果的には甘い見通しでした)

 

 

飯能を過ぎると、正丸峠へ向けて、山の中を抜けていきます。

 

車両の前後の様子がモニターに映し出されていました。

正丸峠をトンネルで抜けると、氷柱で有名な芦ヶ久保を通過。

羊山公園がある横瀬に停まってから、西武秩父駅に到着。

 

新しそうな駅舎ですが、和の雰囲気。

 

…なんて、のんびりと駅前ロータリーに出てきたら。

三峰神社へ行くバス乗り場には、すでに長蛇の列。

とても座れません!でも次のバスは90分後。乗るしかないです。

満員のバスに立って、三峰神社まで1時間20分です……

 

疲れましたが、バスの窓から見る荒川の渓流がきれいだし、その後出てくる二瀬ダムと秩父湖、ヘアピンカーブを伴う山登り…と、意外と飽きませんでした。

 

ようやく三峰神社に到着。足が疲れた。

高いところまで登ってきたなあ…

 

入り口の鳥居は、珍しい三つ鳥居でした。

山の辺の道の大神神社と、桧原神社で見ましたが、ここにもあったとは。

 

三つ鳥居の両脇に控える狛犬は、犬じゃなくって「これキツネ?ここはお稲荷さん??」と思ったのですが、キツネじゃなくって、オオカミだそうです。

 

 

参道には「檜の苗を寄進したよ」っていう碑がずらりと立ち並んでいます。

一万本だったり三万本だったり、十万本ってのもありました。

 

その檜たちに囲まれて参道を進みます。

 

随身門。

神仏分離令が出るまでは、仁王門だったそうです。

 

本殿・拝殿は極彩色でした。

 

童子が楽しく遊んでいる姿が多くて、熊谷の「妻沼聖天山」を思い出します。

 

拝殿横のご神木。

 

手水場まで、この派手っぷり。

 

三峰神社には奥の宮があるのですが、ここから1時間ほど山を登っていくようです。今日はとても無理。

 

奥宮の遥拝所から。奥宮は写真右手のほう。

都心方面の眺望もひらけて、いい眺めです。

 

日本武尊が「よっ」と手を挙げている大きな像。

 

ひととおり三峰神社をめぐって、「帰りのバスも混むだろうから」と早めにバス停に戻りましたが……

甘かったです。すでに長蛇の列。

「座れる?」じゃなくて「乗れる?」というレベル。

 

バスに座るには、三峰神社なんて行かず、行きのバスを降りたらすぐ並ぶべき(本末転倒)。

 

結局、バスにはなんとかギリギリ乗れましたが、もちろん立っていきます。

あきらめて次のバスにする人も出ます。

三峰神社を参拝するには、かくも修行が必要なんだ!!と思わざるを得ません…

 

帰りは、終点の西武秩父より30分手前の「三峰口駅」で降りました。

三峰口駅から、秩父鉄道に乗ります♪

三峰口、かわいらしい木造駅舎でした。

 

熊谷行きの電車。

始発ですからガラガラで、ようやく、ゆったりと座れました。

 

電車はのんびりと、荒川沿いの里山を進みます。

 

武州日野駅。朝の霜が、まだ融けずに残っています。

 

武甲山が見えてきました。

秩父鉄道は、もともとは武甲山からの石灰石搬出のためにできた線路。

影森駅では、石灰石を積んだを思われる貨物列車を見かけました。

 

芝桜駅に到着。

ここから歩いて5分ほどで、西武秩父駅へ。

帰りもまた、特急ラビューで帰りました。