苦手な人 | 自由に、自分らしく、幸せに生きよう 光花のブログ

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自分を取り戻すためにやっていることや、自分を使って実験した結果、日々の生活の記録など、思い付くままに書いています。

こんにちは。光花です。




娘には、とっても苦手な友人がいます。


その子はクラスも、部活も一緒なので、苦手だけど離れられない感じなのだそうです。


私は実際に会ったことはありませんが、話を聞くところによると、かなりの困ったちゃんのようです。


娘だけではなくて、たくさんの人が対応に困っているのだそう。


娘はあまりかかわらないように気を付けているようですが、それでも腹が立つ様子。


その子は、いつも、授業中でもぶつぶつと何か独り言をいうのだそうです。


一緒に歩いてても、突然走り出したり、挙動不審な動きを見せるのだとか。


それから暴言がすごいのだそう。


その子のお兄さんが県ナンバー1のトップ高にいるらしく、その子曰く、


「○高(県ナンバー1のトップ高のこと)意外はみんなクズ」


と言うのだそうです。


ということは、その子自身もクズということになるのですが、そこのところはどう考えているのかは謎らしい(笑)


私は、「優秀な兄とそうでもない妹」の図式が見え隠れして、ちょっとその子のことが憐れにも思えるのですが、娘はとにかく嫌でしょうがないのだそうです。


娘は時に泣きながら、つらさを訴えることもあり、私もうんうんと話を聞いていたのですが、娘は、自分の中にあるダークな部分、つまり自分で認めたくなくて、蓋をして隠している部分が、その子を通して見せつけられているから、こんなに激しく反応するんじゃないかとちらっと思いました。


もちろん、その子が尋常じゃないこともうかがい知れます。


しかし、クラスの中には、その子のことをそこまで気にならない子だっているはずなんですよね。


みんながみんな、娘と同じように感じているとは限らない。


その子を変えることなど、当然無理な話ですし、じゃあいったいどうしたらいいかというと、自分の中に隠された、その子と接するとうずき始めるダークな部分を何とかするしかないと思うのです。


何とかするというと、手術のように切り取って葬り去るというようなこと、と思うかもしれませんが、そんなことをする必要はなく、ただ、自分で見つけて、「あ、あるな」と、認める、ということをすればいいのだと思うのです。


ないものとして扱うから、存在を認めてほしくて嫌な気持ちを感じさせ、ここにあるよとアピールをするのですから。


ただ見つけて認めてあげればいい。


しかし、そうは言っても、まだ十代の娘にとって、それは至難の業です。


それもよ~くわかります。


昨日のブログにも書いたように、娘は先日、勉強が分からなくて、久しぶりに大暴れしたんですね(^^)


家から一歩外に出たら、絶対に絶対に暴れたりしない子で、どちらかというと穏やかで、のんびり屋で、おとなしいタイプなのです。


しかし、本人も気づいているかどうかわかりませんが、実は、人知れず、ものすごい強さを内に秘めている。


非常事態になると、急にしゃきしゃき動き、いざというときに頼れる人ってたまにいますよね、そういうタイプなのです、娘は。


けれど娘は、もしかすると自分ではあまりそういう強さや、怒りの感情を認めていないのかもしれません。


自分の中にある怒りを、娘は認めることができないでいるのかもしれないなと思いました。


なので、娘に


「さっき、めっちゃ暴れたね。自分は暴れるってこと、自分でちゃんと認めなさい」


とだけ言いました。


娘は「うん」とうなづいていました。


娘が小さいときに、私が暴れるのを無理にやめさせようとしたために、怒ったり暴れたりすることは悪いことと認識させてしまい、そのために怒りの感情を認めて表現することを妨げてしまったのでしょうか。。。


悪いものだから、持っていてはいけないと思って、蓋をしてしまったのでしょうか。。。


謎は深まるばかりですが、少しでも、その子との関係が苦しくなくなってくれるといいなと願うばかりです。