こんにちは。光花です。
娘が、今日、ちょっと面白いことがあったというので、話を聞きました。
授業中に、ある男子生徒が、ガムを噛んでいたのだそうです。
それを見つけた先生は、その子のもとに近づくと、ウエットティッシュを差し出したそうです。
するとその彼は、おもむろにそのウエットティッシュを受け取ると、手や指をこれ以上にないほどに丁寧に隅々までふくと、ふき終わったウエットティッシュをその先生に手渡したのだとか。
先生は「違う、ガムを出しなさいと言ってるのだ」と苦笑いしながら言ったそうです。
娘は、そういう素朴な勘違いが面白いようで、あの子、いいわ~と絶賛していました。
そんな話をしていたら、旦那さんが、そういえば、俺も今日、似たようなことがあったなと言って、話し始めました。
営業で得意先の人と話をしていたら、先方が、
「おれも、仏様みたいになってきたからね」
というようなことを言ったのだそうです。
おそらく、その方は、自分も仏様のような広い心になってきただろう、というようなことを、冗談半分でおっしゃったのだと思います。
ところが、旦那さんは
「いやいやいや、そんなことないです。そんなこと言っちゃだめですよ」
と、手を顔の前でぶんぶんと左右に振りながら言ったのだそうです。
旦那さんは「仏様みたい」という比喩を、「もうすぐ死んでしまう」ということと捉えてしまい、必死で、そんなことないですよ、まだまだ若いんですから、まだまだ死にませんよ、という意味で言ったのだそうです。
先方は、「??????????????」
という表情をして、なんでそんなこと言うかね、というような感じだったとか。
話しているうちに誤解は解けたようですが、あほちゃんですね。さすがです。
「パパも、先生からウエットティッシュを渡されたら、間違いなく手を拭くタイプだよね」と娘と笑いました。
すると、旦那さんは
「おれは、授業中にガムなんか噛んだことはない! 」
と熱く主張していました。
ちなみに、息子も、大真面目な顔で、ウエットティッシュで手を拭くタイプです。
恐るべし、DNA。