その優しさ、ちゃんと伝えないともったいない | 自由に、自分らしく、幸せに生きよう 光花のブログ

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自分を取り戻すためにやっていることや、自分を使って実験した結果、日々の生活の記録など、思い付くままに書いています。

こんにちは。光花です。


もったいないなぁと思うことについて。


もったいないといっても、モノのことではありません。


もともとは優しさから出た言動であっても、受け取った側の人間は傷ついてしまうこともある、ということについてです。


たとえば、

自分の大切な人Aさんがとても忙しく、大変そうにしています。

手助けをしてあげたいのですが、自分も手いっぱいで助けてあげる事が出来ません。

その近くに、Aさんの知り合いBさんがいて、忙しくしている状況を知ってか知らずか、手を貸そうとはしていません。

そして自分は、Bさんとはそんなにも親しくはないという場面です。


BさんはどうしてAさんがあんなに大変そうなのに、何も手伝ってやらないのかとイライラを募らせます。

しかし、直接Bさんには言いません。そんなに親しくないし、言ってしまうと角が立つと思っているから。

ただイライラしながら、横目で見つつ、自分のやるべきことを必死にします。


ひと段落ついたときに、Aさんのところに行き、こう言います。

「どうしてあのBさんって人は、あなたのことを手伝おうとしないの。大変そうなところを見たら、手伝うのがふつうだと思うけど。」

たまったイライラを発散させるかのように、責めたてるような口調でまくしたてます。


そう言われたAさんは、なんだか自分が叱られたように感じ、嫌な気持ちになります。しかも、自分の知り合いの事を悪く言われたので、面白くありません。

こういうことが何度も繰り返されると、Aさんは、ビクビクしはじめ、一緒にいても楽しくなくなります。


もともとは、大切なAさんが大変そうにしているのがかわいそうで、なんとかして助けてあげたいという優しさからのはじまりだったのに、結果的にAさんを嫌な気持ちにさせてしまう。


こういうことって、ありませんか。

もともとはそんなつもりはないのに、悪気はないのに、知らずに誰かを傷つけてしまう。。。


まじめで一生懸命で、完璧主義な人にありがちなのかなぁと思います。


そもそも、Aさんを助けてあげたいのなら、Bさんにていねいにお願いするなり、ひと段落ついたときにAさんに優しくねぎらいの言葉をかけてあげるなりできたわけです。それが、自分のもどかしさや、イライラに感情を乗っ取られて、爆発してしまう。 


誕生日を祝うために綿密に企画したパーティーが、計画通りに運ばずに、イライラして台無しにしてしまう、ということも同じようなパターンとしてありますね。


つまり、「助けてあげたい」とか「喜ばせたい」といった優しい気持ちから出ている目的を見失っているわけです。しかも、そのことに気付いていない。

どうしてわかってくれないのかなぁ? と感じることが多いときは、ちょっと注意が必要かもしれません。


せっかくの優しさは、相手にちゃ~んと伝わらなければもったいないですよね。

ちゃんと伝わってるかなぁ?