今日(平成28年7月9日)はあいにくの雨でしたね。


行田の古代蓮でも見に行こうかと予定していたのですが、朝から強めの雨が降っていたので予定を変更し、旧甲州道中の日野宿本陣に行くことにしました。


前に甲州道中を歩いたとき(⇒2014/05/17 )は午後五時を過ぎていて入れなかったので、いつかもう一度来よう、と思っていましたが、それが本日実現しました。


日野駅から甲州道中を歩き、まず、八坂神社にお参りします。






絵図では牛頭天王社とありますが、これが今の八坂神社です。




八坂神社には天然理心流の額が奉納されています。


珍しい三面の青面金剛が安置されているようです。


日野宿本陣にやってきました。江戸末期に日野宿名主を勤めていた下佐藤家の住宅として建てられたものです。正徳6年に上佐藤家が本陣、下佐藤家が脇本陣と定められていましたが、幕末に下佐藤家も本陣を称しています。上佐藤家のほうは今はマンションになっています。








日野宿本陣門前の右手に天然理心流佐藤道場跡碑があります。



日野宿本陣門を入ると明治天皇御小休所跡及建物付御膳水碑があります。



本陣、下佐藤家の住宅に入ります。都内に現存する唯一の本陣建築です。貴重です。



土間から見た屋敷内。18畳の広間、10畳の玄関の間、6畳の控えの間二部屋と奥に続いています。



玄関の間の式台です。ここで沖田総司が四股を踏んだとか土方歳三が昼寝をしたとかの逸話が残っているそうです。


ここは南側の部屋です。

ボランティアガイドさんが一通りマンツーマンで説明してくださいます。その説明を聞いている途中に歌舞伎の「あいのすけ」という人が撮影に訪れて、少しワサワサしていました。「あいのすけ」って誰だと思ったら、かの「片岡愛之助」のことのようですね。いつかどこかで放送されるのでしょうか。



本陣の斜め向かいが、問屋場・高札場跡です。図書館になっています。


この後、調布市の諏訪神社に向かいました ⇒ 調布市の庚申塔(諏訪神社の調布市最古の庚申塔)(2016/07/09)


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