花楽のフラワーデザイン雑感

花楽のフラワーデザイン雑感

花の美しさ、花のおもしろさ、身近に花を飾る楽しさ。フローラルデザインの技法や文化そして歴史を、日々の花に触れる中から語っていきます。フラワーデザイン、花卉装飾、花の造形、薔薇、高山植物などなど。


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アポイ岳登山の翌日には、次の登山のために支笏湖に向かって移動しました。ここは日高地方で、競走馬サラブレッドの産地のメッカです。

 

妻さんが、サラブレットに乗ってみたいということで、新冠(ニイカップ)にあるホロシリ乗馬クラブに予約の電話を入れて向かいました。

 

 

受付でブーツとヘルメットをお借りして準備を整えます。僕らのコースは、初心者用というので体験トレッキング(50分)です。11時からには、僕ら二人だけでした。

 

まず、馬のいる厩舎の前に行くと、指導教官の方から、それぞれが乗る馬の名前の紹介があり、その横に立つて馬を引く手綱の持ち方を習いました。

 

すると、次には馬の顔の横で手綱を持って、乗り方の練習場まで曳いていきました。担当の方が、手綱を曳いて乗せてくれるものだと思っていたら、大間違い。全て自分で行うのです。

 

 

写真の手前左手の練習場まで馬を曳いていきます。

 

次に、ビールケースの踏み台を利用して馬にまたがり、基本的な馬の乗り方や手綱の操作方法を教えていただき、馬に乗った指導教官の後ろを、それぞれ3メートルばかり離れて、その練習場を3周ほどしました。

 

すると教官が「では、あの向こうの森の中に行きましょう。ついてきてください」と言って、練習場の外に向かいますので、僕らはそれぞれ馬のお腹を蹴るようにしてついていきます。

 

 

(この森の中の写真は、ホロシリ乗馬クラブのカタログやHPからお借りしました)

 

いやー気持ちいい。原生林の中をトレッキングするコースを、のんびりとサラブレッドにまたがって進みます。

 

時々、森の奥に鹿がいて僕らを眺めています。乗馬している限り、鹿も逃げたりしないそうです。

 

多少の登り道の時は身体を前に、下り坂の時は身体を後ろにして体重を移動させて、30分以上森の中を楽しみました。

 

 

最後に厩舎の前まで戻ると、係の方に預けてあったカメラやスマホで記念の写真を撮ってくれました。

 

私が騎乗した馬は白芦毛のクーリンガーで、妻さんが騎乗した馬は黒鹿毛のメイショウトウコンです。

2頭とも中央競馬場と地方競馬場で走って、獲得賞金が9億円ほどだそうです。

 

北海道に気軽に行けるなら、もう何度でもサラブレッドに騎乗したいと思いました。本当に楽しい経験でした。

 

皆さんも行かれることがあったら、どうぞサラブレッドに乗ってみてください。

 

 

 

 

 

 


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アポイ岳からの下山が予定より早かったので、登山の装備をアポイ山荘の部屋に置いてから襟裳岬に向かいました。

風もさほどなく、晴れている今日こそ岬に立つチャンスです。

 

アポイ山荘から車を飛ばして45分。襟裳岬の駐車場に着きました。観光客の車が10台ばかり、横浜ナンバーや三重ナンバーの車もありました。

駐車場から岬の先端に向かって草原の中の道を歩きます。花たちが咲いています。

 

ハマナスの花が地面近くで咲いています。

 

エゾカンゾウの花です。

 

オオハナウドと紫のハマエンドウの群落。

 

来た方を振り返ると、様似の町の方向に伸びる海岸線、アポイ岳は広がり始めた雲の中です。

 

そして着きました。襟裳岬の先端、日高山脈が海に消えてゆく場所です。

 

吉田拓郎の襟裳岬を歌いませんでしたが、しばらく海の先端を眺めていました。

 

北海道の積丹半島の先端にある神威岬の荒々しさはありませんが、日高の山脈が海に没してゆくイメージに、感動しました。

 

そして、こんな遠くまで来たんだと。


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久しぶりです。

先週の11日から15日まで、山登りを目的に北海道に行ってきました。

目的の山は、えりも岬近くのアポイ岳と支笏湖の南の樽前山です。その登山の間に、日高地方にいるのでサラブレットの乗馬などが目的でした。

 

 

写真の右手奥に見えるアポイ岳は、標高810mほどの低山です。それでも宿泊したアポイ山荘の海抜が80mなので、標高差は740mを登ります。

 

この山は、通常は地中深くにある「かんらん岩体」が地表に現れた山です。

そんなアポイ岳は、標高810mと低標高ながら、アポイ岳のみに生育する多彩な高山植物が生育している、高山植物ファンには憧れの山です。

登山口をしばらく行くと、「熊出没注意」の看板と、熊よけ用の大きな鐘があり北海道の原生林に足を踏み入れるのだと、気を引き締めました。

 

熊に知らせる「鐘」は、森林限界の5合目までもう三か所にあり、そのたび鐘を鳴らしながら登りました。

 

 

原生林を抜けると五合目の避難小屋前に着きました。

足元の岩場に現れる「カンラン岩」の大きな塊と、その向こうに様似の海岸と太平洋が広がりました。

 

登るにつれて青空が広がり、目の下に海岸線と海が見えます。

まだ標高は500mほどだと恩もいます。カンラン岩の岩場あたりから、アポイ岳の固有種の植物が目に付き始め、カメラマンは忙しくなります。

 

 

アポイクワガタ。10cmほどの丈しかありません。

 

 

アポイアズマギク。これもアポイ岳の固有種です。岩場の裂け目や僅かな草場に小さく咲いていました。

 

アポイセキショウ。これも固有種です。カンラン岩の隙間など、こんな所で咲かなくてもと思う場所で、けな気に咲いています。

 

 

アポイカラマツ。この花を見たときは、自宅の庭で咲くカラマツソウとの違いに驚きました。

 

 

サマニユキワリソウ。時期的に咲き終わっていると思っていたので、ラッキーでした。

 

 

まだまだ出会ってきた花が多くあるのですが、今日はここまでで。写真は、アポイ岳の頂上近くから登ってきた尾根の登山道と様似の町の海岸線です。

 

美しい風景に、言葉を失くしそうでした。