顔には人生が刻まれますが、
人の顔とは、その都度 変化しているものです。
私たちの身体は、脳細胞と神経を除いては 日々再生を繰り返しているわけですから、
当然 刻まれては 再生され、また新しく刻まれて.... と更新されているのです。
今の貴方の顔には、もちろん貴方のすべての人生が見えますが、「今」の状況は色濃く出るし、さらに言えば 半年ほどの状況が 最新のものとして残っています。
顔は 変わる。
顔つきも変われば、表情も変わり、肌も変わるし、ハリや艶や潤いも変わります。
全てが 心の 反映。
「 食べているものや 運動だって 重要」という人もいるかもしれないけれど、
食事の内容や 運動の選別も、心あってのものなのです。
心の調子のいい時には、人は全てにおいて安定しているもので、食事だって安定するし、身体が動くことを求める声も聞き入れられます。
そう、
心の若い人は おのずと顔も若いままなのです。
心の若さ、
それは 心のナイーブさ、新鮮さ、柔軟性であろうと思います。
心を開く、
心とつながる。
顔が若い、と書くと 少し誤解を生むかもしれません。
言いかえれば、顔中にエネルギーが満ちている という感じです。
それでは、エネルギーとはなんでしょう?
エネルギーは「気」と同意義です。
元気、勇気、やる気、気がきく、気をもむ、
気になる、気持ち、気遣い、気心、
エネルギー 気 とは、私たちのパワーの源のようなものであり、心の潤滑油のようなものでもあります。
一言で言うなら、それは
「愛」
なのです。
エネルギーという名の「愛」が、私たちを支えているのです。
私たちが 最初に出逢う「愛」は、母親の愛情です。 母親のお腹の中で出逢う 初めての「愛」は、きっと私たちの脳裏に深く刻まれることでしょう。
そして 出産によって感覚が開いていきます。
呼吸をすることを学び、口から栄養を取り入れることを学ぶことで、自然の愛を身に感じていきます。
そして、家族の愛。
貴方は どんな「愛」を知っていますか?
どんなふうに「愛」されてきましたか?
貴方にとって 「愛」とは どんなものですか?