名前と人生を与えられて十二年が経った。たったひとつ信じると決めた嘘を信じ続けて、守れたことを証明できない約束ばかり繰り返して、奇跡待ちの人生に嫌気が差してはばかみたいに歌って、這うように踊って、何にも慣れない、痛みは消えない、虚しさは増すばかり、でも何となくいい感じ。ウケんね。十一月二十七日、東京は曇り。そこからわたしが見えますか。