私の命はあなたの命より軽い

 

近藤史恵 講談社 2014年11月

 

「どうして人の命の重さには違いがあるの?」東京で初めての出産をまぢかに控えた遼子。夫の克哉が、突如、ドバイへ赴任することになったため、遼子は大阪の実家に戻り、出産をすることに。実家に帰ると、両親と妹・美和の間に、会話がないことに気がつく。そして父は新築したばかりの自宅を売却しようとしていた。実家で何があった?明らかになっていく家族を襲った出来事とは―。『サクリファイス』の著者が「命の重さ」を描く渾身ミステリー!!

 

 

出産を控え里帰りした実家で、いったい何があったのか?

 

遼子の不安が身に染みて感じられて、先を読まずにはいられなかった。

 

悪い出来事であろうことは、予想がついたが、気が重くなる内容だった。

 

題名が気になって読んだ作品。

命に軽いとか、重いとか、比べることなんてできない・・・・・・

 

お気に入り度★★★