前回の続きです。



メンタルのお薬を持ち込んでいたので眠る薬は飲んだものの、全く眠れない私。

麻酔も切れてきて、痛みやら寒気やらで震えながらボロボロ泣いていました。
が、術後間もなかったので30分~1時間おきに看護師さんが診に来てくれるので、号泣している所をバッチリ目撃され、
お母さんハッあら、どうしたの!大丈夫?アセアセ辛いよね、不安なんだねアセアセティッシュ、はいティッシュ!

私より随分若い看護師さんでしたが、泣いて上手く言葉にできない私の話を一生懸命聞いて慰めてくれました…。正に白衣の天使。ありがとうございました悲しい


朝になり、看護師さんから
お母さん今日、ベッドから降りて自力で立てたら、導尿の管を抜くので、それで無事にトイレに行けたら、NICUに面会に行きましょうか。
と言って頂けて、

もう根性で立ちましたムキー
トイレも行きましたムキームキー

お母さんすごい!立てるね!こんなに早く出来るなんて、すごいですねキラキラ

と褒めて頂きましたが、末っ子ちゃんに会いたくて必死だったのです悲しい

とは言え長距離歩くのは無理だったので、車椅子に乗せてもらってNICUへ行き♿️♿️
一晩越しに末っ子ちゃんに会えました悲しい


末っ子ちゃんはお口に管を入れられていて、足には点滴を打たれていて、ベッドの中でも分かるちっちゃさ。

でも、呼吸の度にフゥフゥ身体が動いていて、
ああ…生きてくれてる…って、涙が溢れました。


お母さん昨夜無事に胎便は出て、ミルクを始めてます。お口の管は、ミルクを飲めない時のために入れたものですけど、今自力で飲めているので、もうすぐ外せると思いますよキラキラ

と、NICUの看護師さんに教えて頂いて、
ああ、末っ子ちゃんは頑張ってる。頑張って生きてくれてる…って実感して、また涙泣

お母さんお母さん、身体は大丈夫ですか?大丈夫なら、もうすぐミルクの時間なのであげてみますか?
悲しいはい!!

オムツを変えて、哺乳瓶でミルクをあげました。この時はまだ、たった40mlほどしか飲めなくて……、それでもちっちゃいお口で懸命にミルクを飲む姿が本当に感動的でした。


面会の後、昨日お話してくれた小児科の先生が来てくれて、
お父さん一緒に退院はできないかもしれないけど、お母さんが退院するまではブジーの練習をしましょう。
と言って頂き、

日に2回ブジーの練習と共にミルクをあげるのが、入院中のルーティンになりました。


ブジーって、金属の棒をおしりの穴に入れて拡張する作業なのですが、最初は見ているだけで痛そうで変な汗かきました滝汗
本人はケロッとしてるので、きちんと出来ていれば痛くは無いらしい…。今では慣れてなんとも思わなくなっちゃいましたが泣き笑い



嬉しかったのは、術後翌日から始めた搾乳で思いの外スムーズに母乳が出たこと。

身体が末っ子ちゃんに母乳をあげる準備をしている事が尊くも切なくもありました。


搾乳した母乳を届けつつ、面会を繰り返し、術後3日目で漸くお口の管を外して貰えた末っ子ちゃんは、初めておっぱいから母乳を飲んでくれました悲しい
嬉しかった…悲しい



最初は体力も無くて、顔を泣きそうにクシャクシャにしても声が出ず、諦めてしまうような感じだったのに、日を追う事に泣けるようになり、元気がついていくのが見てわかりました。


そして、その時は必死すぎて実感がなかったのですが、冷静になって考えてみると、小児科と小児外科がある病院は近隣ではここだけで、NICUの設備もしっかりしていたので、末っ子ちゃんの出産から問題発見と検査、対処、治療方針の提示などがものすごく迅速に行われました。個人のクリニックではまずして貰えない対応だったので、これは本当に幸運だったし、有難い事でした。
少し違えば命に関わっていたかもしれないな、と思います。



続く赤ちゃんぴえん