月曜日は洗濯屋さんが集配に来る。いつものおっちゃんだ。そのやりとりを2階から聞いていた。

おっちゃん「奥さん、この猫、大人しいなあ」
オババ「誰でもええねん、犬みたいやろ、人が好きやねん」
おっちゃん「珍しい色の猫どすな。なんかの血統ですか?洋猫ですかいな?何ちゅう種類だす??」
オババ(たいそう気をよくして声がうわずる)「ちゃうちゃう。そう見えるか? 捨てられてたんや、こーんなに小さい時、拾たんや。(オババ!拾ったのは私ですわな) もう死にかけてな、そりゃ、大変やったんやで。寝んと一生懸命看病してな(看病したのは、私なんだけどねえ)、こんなに大きいなったんや、うっふっふ。そうか、そんなに珍しい猫か?」

階下に降りていったら、満面の笑みを浮かべたオババがいた。。。。