前回から、着床前診断についてご説明していますが、今回は医療行為として行う診断についてお話をします。

 

 

医療行為として行う着床前診断では、重篤な単一遺伝性疾患(1つの遺伝子が原因で起こる遺伝性疾患)がないか(PGT-M)ということやご両親の持つ染色体の変化によって移植しても流産となる胚ではないか(PGT-SR)ということを調べます。

※ 詳細につきましては、下記をご参照ください。
JAPCO(Japan PGT Consortium)の HP: http://www.fujita-hu.ac.jp/~japco/index.html

こちらの着床前診断については、“着床前診断をご検討のご夫婦へ”の資料をご参照ください。
1回目の遺伝カウンセリングまでにご夫婦で目を通されることを強く推奨します。

 

 

着床前診断に必要な情報
PGT-Mの場合
医学的に重篤な単一遺伝性疾患が遺伝することでお子さんがその病気を発症する可能性のあるご夫婦が対象となります。そのため、下記の情報が必要となります。

正確な診断名
原因となる遺伝子とその変化の仕方
上記がそろっていない場合には、まずこの2つの情報を得る必要があります。
遺伝子の検査以外のことで病名が診断されている場合も、着床前診断を受ける場合には遺伝子の検査が必須となります。

PGT-SRの場合
ご両親の染色体検査(G-band法)の結果が必要となります。ただし、この検査は当院でも実施は可能です。


【ご予約について】
臨床遺伝専門医(苔口医師 / 松本医師 / 岡本医師 / 塩谷医師)の診察のご予約をお取りください。

今後の治療計画、検査についてご相談させていただきます。
 

予約方法は、お電話あるいはインターネットにて承っております。

詳しくは、“診察ご予約” をご参照ください。

 

【ご持参いただくもの】
お手持ちの資料や作成した家系図などがあればご持参ください。 また、これまでに受けた検査の結果などがあればすべてご持参ください。

 

 

 

次回からはPGT-A(着床前胚染色体異数性検査)についてお話していきたいと思います。

 

以前の記事もご参照ください

着床前診断(PGT)について① 着床前診断(PGT)とは~PGTの種類について

着床前診断(PGT)について③ 臨床研究として行う着床前診断(PGT-A)について

 

 

 

文責:

[培養部門] 塚本 樹里 石田 詩織 薄田 早季

[認定遺伝カウンセラー] 中原 恵理

[不妊コーディネーター部門] 山本 健児  [理事長] 塩谷 雅英

 

 

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