これまでもお話ししてきたように、細胞内の染色体にある遺伝子DNAは生物の活動を担う重要な情報です。

図で示すと、染色体とDNAと遺伝子の関係は下のようになります。

 

 

【図の説明】
細胞の中には染色体があり、子孫に受け継がれる遺伝子を含でいます。遺伝子の本体はDNAで、生物の設計図です。

これによって生物は特有の姿形や性質を表わします

DNAは4 種類(A,T,C,G) の塩基と呼ばれる分子からなっています。

これは文字のようなもので、最近この塩基の一部を除去したり、付け加えたりして編集することが簡単にできるようになりました。
 

「遺伝子編集」というのはDNAに手を加えてその情報を書き換えてしまうことです。

 

少し専門的になりますが、DNAはA(アデニン) T (チミン)C (シトシン)G(グアニン)という4種類の分子からできています。

言い換えれば遺伝情報は、4種類の文字で書かれているということになります。

ですから遺伝子編集とは、4種類の文字で書かれた情報を削除したり、追加したり、入れ替えたりして情報を変化させることです。

 

そのためには、DNAのどの部分を変化させるとどういう形質が現れるか、わかっていないといけませんが。

 

では、「遺伝子編集」でどのようなことが起こるのでしょう。

次回はそのお話をいたします。

 

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(文責:[研究開発部門] 長谷川 昭子 [理事長] 塩谷 雅英)

 

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