私が初めて山形を訪れたのは2006年の8月の事だ。

 

 当時山形のバラ産地を見学したくて、今はブランディアの社長である鈴木氏(当時は札幌花き園芸の部長)にお願いし、新庄のバラ産地にお邪魔した。思えばその時初めて今は秀芳生花の黒澤社長との出会いでもある。この二人すっかり立派になったなぁー。(笑)

 それからかれこれ18年。その間に4回ほど山形にはお邪魔しているが、行くたびに山形の人がすきになる。本当にあたたかくてよい人が多いのだ。そうそう、18年前のブログはこちら。当時はかなり感動したみたいだ。なんと6回のシリーズになっていた。(笑) 
  戻ってきたのもつかの間・・。 | お花とはなそう (ameblo.jp)

 

 そんな山形からのご依頼があり今回もお邪魔する事になった。

 

 MPSジャパンが受託している「ジャパンフラワー強化プロジェクト推進」の活動の一つで、全国で花の物流対策やその為の花の品質を向上させるお話を依頼されたのだ。今回は特に草花系の生産者さんからのご要望。

 

 簡単に言うと草花系は他の花に比べ水揚げが難しく、また水が下がりやすい。物流の時間が長くなるとそのリスクはさらに高くなる。その為にもこれまで以上にポストハーベストが重要になり、輸送時での荷姿、薬剤などの知識向上が必須となる。

 こうした一連の作業について、基礎的なお話を求められた内容だった。といっても参加される方は生産者、生花店、試験場、卸など様々。

 

 とはいえ今回はメインが草花系ということもあり、資料つくりも結構念入りに行った。苦労した。

 

 そしていよいよその当日、山形に向うわけだが、なんと北海道も山形も大雪。航空会社の情報ではその時点で欠航にはなってなかったので、なんとか新千歳空港まで渋滞と吹雪の中、2時間30分もかけて到着。何とか間合った。

 

 するとフライト1時間30分前になってなんとなんと欠航になった。涙。

 

 もう少し早く決めてほしかった・・・・。命がけで吹雪の中 来たのに・・。 涙

 

 でも、最悪のケースを考えて事務局にはZOOMのアドレスを予約しておいて頂いた。

 

 結果、また2時間30分かけて自宅に戻り、無事講習会はZOOMで開催で来たのだった。

 

 めでたしめでたし。

 

 にしても、山形行きたかったなぁー。久しぶりにお会いできる多くの知り合いの皆さんとお会いしたかったです。機会があればまた是非! 

 

 



画像は講習会終了後に近所で食べた山桜桃のラーメン。おいしかったです。山形ラーメンも食べたかったなぁー。