この数日の出来事・・。

テーマ:
かなり長文です。
(^^ゞ
 
 9月4日朝8時のバスで新千歳空港に向かう。
台風の影響もあり、午後からのフライトが欠航になる恐れがあるという事で、午前中の便に変更する。
 
 夕方から月刊フローリストのウィークエンドフラワーコーナーの打ち合わせがあるが、時間があるので、東京ギフトショーに向かう。
 
台風の影響か思ったより人は少なかったが、会場は広いので入場者数は相当あるだろう。
さすがに出店数が多く見ごたがある。
 
 沢山の方から名前を呼ばれ声を掛けられた。IFEX(規模の大きいお花の展示会)よりも多くの人に声を掛けられ少し驚いた。
 
 3社ほど良いアイディアを頂き、今後のお店の展開に活用させて頂こうと思った。
 
 その後、電車を乗り継ぎ市ヶ谷に向かう。やはり台風の影響で、電車もスピードを落としての運行だった。それでも予定より1時間ほど早く到着し、事務仕事を終わらせる。
 そして、誠文堂新光社の谷井さん、トータルコーディネーターの小川典子さん、花のうんちく担当大田花きの宍戸純さん、仕入れ担当京橋花きの藤井大さんの5人で次年度の計画会議を行った。
 
 このメンバーでの会議は非常に楽しい。しかも基本的に Yes and が多い。だからアイディアが出やすいし、会議がスムーズに進む。様々な組織がこうした会議で事が進めば面白い世の中になるのになぁーと思う。
 
 その後、事務所をお借りしたMPSジャパンの松島さんを交えて軽く打ち上げ。大いに盛り上がり、宍戸さんと藤井さんと僕の3人は、場所を変えて午前様まで飲んだ。(笑)
 
 そして翌日は別の会議の為、法政大学にむかう。全国から集まった生産者、市場関係者、経済連や農協関係者、資材メーカや輸送関係者、そして農林水産省の方を交えての業界会議。非常に大切な内容で私も担当している項目がある為、少しだけ発表させて頂いた。ちなみに私が担当するのは、花のカビ対策の成果と検証。
 
 会議終了後の打ち上げは参加せず、宿を借りてる息子の部屋でピザを取ってワインを軽く飲み就寝。すると、夜中の3時過ぎに電話が鳴る。
 
 札幌のかみさんからだ。大きな地震があり、部屋がぐちゃぐちゃになってる。停電で電気がつかないから詳細がわからない。娘が住む千歳は更にひどいらしく、社宅の全員が外に逃げているとの事。
 
 しかし、東京にいる為何もできない。まずは落ち着かせて、懐中電灯が入っている「非常時持出袋」のある場所を教えた。
 
 その中には緊急時に必要な最低限の物が入れてある。そして水が出るか確認させた。数時間で明るくなるはずだから、火の元をすべて締めさせて、お店と両親の安否の確認をしてもらった。行動が早かったので、道路もすいていてここまではスムーズだった。
 
 そしてその後に衝撃的な事を聞かされた。僕のリーデルグラスがかなり割れたらしい。
涙 涙 涙 涙
 かろうじてバカラグラス達は無事との事。ホット胸をなでおろすのもつかの間、娘の家は深刻らしい事を知る。テレビをつけると緊急番組が震源地を示していた。千歳に近い厚真町付近だった。
 
 直接娘に電話すると、同僚の部屋に集まり避難しているとの事。おそらくとても怖い思いをしたのだろう。遠距離にいる為何もしてやれない苛立ちがさらにつのる。
 
 空港関係に勤める娘はその日も出勤予定だった。ところが会社からの連絡で、新千歳空港は閉鎖するからその日は会社に来なくてよいとの連絡が入ったらしい。
 当然私もその時点で帰宅できないことが決まる。急いで航空会社に連絡を入れると、翌日の朝6:30分の便に変更が可能との事で、すぐに抑えてもらう。
 
 その日はかみさんに仕事の段取りを指示し、娘には一人でいないで、同僚と同じ場所で待機する様に安全確保の連絡を指示した。
 花店は電気がダメなので電話もファックスも照明もレジも冷蔵庫も使えない状態。それでも配達を受けている分は終わらせなくてはならないし、花キューピットで発注している分の確認も必要なので、最低限の仕事を終わらせた後は閉店させた。
 
 花は生鮮なので、この状況では当店の品質ポリシーは守れない為、日曜日までの休み(4日間)をその時点で決めた。
 しかし、お客様の留守が多いのと、発注先の花店との連絡が出来ず、非常に苦労した。今の時代、携帯番号は聞くべきなのかもしれないと思ったが、お客様から聞くのはやはり難しいか・・・。
 
 翌日、空港に向かうとやはり午前便はほとんど欠航との情報だったが、10:30分の便から飛ぶ事がきまり、その便に変更してもらった。
 
 
 羽田からはその便が地震後最初のフライトらしい。(成田便がその前に飛んでる)
 空港に着くとメディアのカメラマンが沢山いて、何枚か写真を撮られた。そのまま空港内を歩いてみたが、人、人、人でごった返していた。苛立っている人も多く、殺伐としている。
 
 こういうときは自分だけが被害者だと思いがちだが、空港で働く方のほとんどが震源地近くに住んでいて、自宅は相当な被害が出ている。それを後回しにして使命感で働いてくれている。にもかかわらず、移動できない事の苛立ちで罵声を浴びせ、怒鳴り散らす人達を見ていると、本当の被害者は、あなたたちが怒鳴りつけているその方達なんだ!と言いたくなる。
 誰が悪いわけでもなく、地震がわるいんだ! なぜそれをわかっていながら、本当の被害者に怒鳴り散らす! そう心で叫びつつ、外に出た。(チキンハートでスミマセン)
 
 新千歳空港のアクセスはマヒ状態。バスもJRも動いていない。マイカーかタクシーが唯一の移動手段だが、空港の周りはその乗用車とタクシーでごった返し。しかもタクシー乗り場が機能していない。なぜか空車のタクシーは素通りする。どうやら予約しか停車できないらしい。
 
 私はかみさんに札幌から迎えに来てもらうことになっていたが、これでは空港に近づくにも数時間かかりそうなのでとなり駅の南千歳駅で合流することにした。
 
 てくてくと歩くと、政府専用機の建物あたりから車はすいてきたので、そこでかみさんに電話して合流。そこから千歳市内の娘のマンションに向かい、部屋を掃除するとにした。その日はたまたま休みで、まだ同僚の部屋に避難させてもらっていた。
 
 一緒にマンションに行くと、想像以上にひどい状況でテレビも電子レンジも壊れて動かない状態。それでも、割れた食器などを片付けて、なんとか住める状態にしてきた。
 当然エレベーターが故障しているので、最上階(11階)まで往復する。ものすごく汗がでて大変だった。ここで考えた。高層マンションの方ってどうしてるんだろう?と・・。1週間も停電が続いたら外に出るだけでも大変だろう? 現実にこうした停電が起きた以上、この先も無いとは言い切れない。 本当に考えさせられた。
 
 掃除が終わり娘を同僚宅に娘を送った後、札幌に向かって高速を走る。途中ガソリンを入れようと思い、高速のパーキングエリアなら空いてるかと思ったが、激込みだった。それでも30分ほどで順番がきて、2,000円分入れる。ここでは2,000円までと決まっているそうだ。
 
 高速を降り、スーパーに立ち寄ると意外と空いていた。(たまたま穴場だったみたいで、他のスーパーもコンビニも凄い人がならんでした) 
 多くの方が水を買い占めていた。
 
私たちは二人暮らしなので、最低必要な物だけを少しだけ購入し、自宅に帰った。
 
 その日の夜はLEDライトをいくつかつけてすごしていたが、夜8時ころに電気が回復した。
 
 汗だくだったので、お風呂を沸かしビールを一缶だけ飲んだ。明かりがあり、お風呂に入れることがこんなに幸せな事とは・・・・。
 
 そんなここ数日の出来事でした。 今日はこれから、千歳の娘のマンションに向かい、故障している家電品の回収と掃除を手伝ってきます。