虚無感
『たいした話じゃないよ。』と、ゆうなと目を合わさずに繁華街を歩く。
平日でもアジア一の繁華街はつねに人で溢れている。
いつからこの街に馴染んでしまったんだろう
物足りなさを感じるようになったんだろう
キャバやってた時からなんとなく感じてはいたけど
あたしの代わりはいくらでもいる
お金を稼がなきゃ
お金を遣わなきゃようじが怒る
ようじに嫌われる
ありのままのあたしじゃダメなんだ
ありのままのあたしじゃ存在価値がないんだ
そう感じるようになっていた。
平日でもアジア一の繁華街はつねに人で溢れている。
いつからこの街に馴染んでしまったんだろう
物足りなさを感じるようになったんだろう
キャバやってた時からなんとなく感じてはいたけど
あたしの代わりはいくらでもいる
お金を稼がなきゃ
お金を遣わなきゃようじが怒る
ようじに嫌われる
ありのままのあたしじゃダメなんだ
ありのままのあたしじゃ存在価値がないんだ
そう感じるようになっていた。
苦手…
うーわ…
会っちゃったよ……。
ゆうなは同じ店で働く女の子で、何故かやたらるうに絡んでくる。
とにかく喋る。
前に働いてたヘルスでは不動のNo.1だとか、キャバ時代はバースデーでもないのに自分の客でテーブルが埋まる事がよくあったとかいう話をしてくる。
ぶっちゃけ苦手な子。
でも底抜けに明るくて、つい彼女のペースに引き込まれてしまって
『うんうん』と話を聞いてしまう。
踵の高いサンダルでカツカツと音をたてながらるうの横に並んできた。
『るうちんさっき個室で店長と何か話してたでしょ~何話してたのぉ?』
会っちゃったよ……。
ゆうなは同じ店で働く女の子で、何故かやたらるうに絡んでくる。
とにかく喋る。
前に働いてたヘルスでは不動のNo.1だとか、キャバ時代はバースデーでもないのに自分の客でテーブルが埋まる事がよくあったとかいう話をしてくる。
ぶっちゃけ苦手な子。
でも底抜けに明るくて、つい彼女のペースに引き込まれてしまって
『うんうん』と話を聞いてしまう。
踵の高いサンダルでカツカツと音をたてながらるうの横に並んできた。
『るうちんさっき個室で店長と何か話してたでしょ~何話してたのぉ?』