私が小学生くらいの頃の記憶。


平屋建ての集合住宅みたいなところに
小さい時は住んでいました。
どこの家庭にも子供が2,3人居るような環境で
「さっ〜ちゃん、あーそーぼ!」
とその家に向い叫べば
ワラワラと子供が集まって来ました。

高鬼(この字でいいのか?)
色鬼(え、なんか違う鬼みたいだけど?!)
ケンケンパの石けり
缶けり
鬼ごっこ
ごむ飛び
隠れんぼ
かごめかごめ
あのこがほしいあの子じゃ分からん
(これ何でしたっけ)
だるまさんがころんだ
せっせっせのよいよいよい


思い出す限り書いたけど
もっとあるかな~。

缶けりや鬼ごっこは特にうるさくて
静かにしろって大人に言われたな。
バトミントンもしてたな。
平屋建てだから屋根にシャトルが度々乗っかってしまい
物干し竿で取ってもらったっけ。

あとはまだまだ未開の地が多くて
薮があちこちにあったので
薮を切り開いて秘密基地作ったり。
防空壕の跡地に入り込んだり。

自転車の乗り方も
近所の子に「まだ乗れないのかよ~」
とか嗤われたり逆に教わったりで
何度も転びながら
体当たりで覚えましたね。
大人に習った記憶がない。

舗装されていない砂利道が
まだ残っていたりする時代だったので
水溜まりもたくさんありましたから
たんぽぽの茎で遊んだり
笹舟を作ったり。
カエルの卵もありましたし
この世にこんなに気持ちの悪いものがあるとは…と思ったり。
紫陽花の茎の皮を剥いてただその感触を楽しんだりしたな。
オシロイバナの種を一生懸命割って中身を集めたり
名前は思い出せないけど
数珠みたいな硬い玉の実を集めたり。

夏休みはかなり離れた場所にある
中学校で解放されてたプールに1人で
走って行ってましたね。
行けば誰かしら友達がいたし
居なくても1人で楽しく遊んでいた記憶があります。

近所の果樹園の中を
勝手に駆け抜けて近道をして
真っ青な空と白く明るい光を受けた道路。
赤土の切り通しにさし掛け合う大きな樹木。

泳ぎ疲れて暖かなタオルを肩に羽織り
中学校の下にある文房具屋さんの店先にある
チェリオを時々飲んで。
親と行った時はカップラーメン買って貰って
プールの後のカップラーメンほど美味しい物はないって強烈に思い。

毎朝ゆり起こされて
毛糸の紐を通されたスタンプカードを首から下げて
神社の境内でやっているラジオ体操に通い。

この世の蝉が全て集まっているかのような
樹木のあるところへセミ取りに行き。
今では信じられないでしょうけど
父が木の枝に蜘蛛の巣を巻き付けて
即席虫取り網を作ってくれた事もあったな。


子供達の憧れの場所。
小さなおもちゃ屋さんでは
夏になると花火のバラ売りがたくさん置かれていてね。

細かい花火を色々買ってもらって
近所の子供総出で楽しんだな〜。
パラシュート🪂は奪い合いよね。


良い時代だったなあ。

ちなみに私は昭和世代ですからねw
51歳よ。

帰りたいかと言われたら帰りたくないし
今十分幸せなんだけど
これって思い出美化バイアスなのかね~。