ツツジで有名な塩船観音寺
4月23日の様子です
昨日は、ヤマユリを観に行きました
曇り空でした
国指定重要文化財“仁王門”
屋根は茅葺で切妻造り。
天文年間(室町時代)のものと推定されている。
東京都有形文化財“仁王像”
阿形・吽系の二体ともにヒノキ材の寄木造り。
鎌倉時代に仏師定快によって造立されたと考えれている。
国指定重要文化財“阿弥陀堂”
木造、単層、寄棟造り。
かつては茅葺であったが、昭和三十六年に解体修理の際に銅板葺にかえられた。
室町時代のものと推定されている。
堂内には、青梅市有形文化財である“阿弥陀三尊像が安置されている。
東京都指定天然記念物“大スギ”
観音堂へ至る道の両側にあるため、「塩船観音の夫婦杉」と呼ばれている。
左側の杉は、幹囲約5.7㍍、樹高約43㍍。
右側の杉は、幹囲約6.6㍍、樹高約40㍍。
都内有数の巨木。
スギは真っ直ぐに高く聳え立つ木であることから、神を祀る神聖な木とされ…
古くから日本各地の社寺境内に植えられ、大切にされてきた。
また、「過ぎてよし」の語呂合わせから流行病などの時に、スギとヨシの小枝を戸口に吊るしたりする風習もあり…
古より人々の生活に馴染みの深い樹木の一つ。
青梅市指定有形文化財“薬師堂”
木造、寄棟造り、茅葺、一重の小仏堂。
堂内には、薬師如来像一体が安置されている。
国指定重要文化財“本堂 厨子”
木造・寄棟作り・茅葺き。
内陣中央の本尊を安置する厨子は極めて精巧な作りで、扉内側には普賢菩薩・文殊菩薩が描かれている。
本堂の屋根は奥多摩の虎葺きと呼ばれる茅と杉皮の交ぜ葺き。
室町時代建立。
本堂裏手にヤマユリが咲いていました
良い香りです
“新護摩堂弘誓閣”前の“不動明王像”
“護摩堂”前にハスの花が咲いていました
わずか2輪でも思いがけず見る事が出来るのは嬉しいです
青梅市有形文化財“鐘楼”
四脚・茅葺の建物で、銅鐘は寛永十八年(一六四一年)作。
古い茅葺き屋根にヤマユリが似合います
“塩船平和観音立像”
池にも観音様
たくさんの金魚が泳いでいます
観音様への坂道登り始めると“招福の鐘”が見えて来ます。
緑のツツジ越しに招福の鐘を見上げました
塩船平和観音立像
“右手は胸の前に上げて、私ども衆生に手のひらを向けております。
これは、施無畏印(せむいいん)と言い、衆生の恐れを取り除き、人々に安心を与える身振りです。
左手は与願印(よがんいん)といい、手のひらを正面に向けるのは衆生の願いを聞き入れ、望むものを与えようとする身振りです。さらに、手を下げているのは深い慈悲を表します。
また、持物(じぶつ)として、水瓶(すいびょう)を持っております。
そこには、いくら使ってもなくならない大慈大悲の功徳の水が入っており、私たち衆生に無限に与えていただけると言われております。”
観音様の足元から境内を見下ろします
緑色の濃淡が綺麗なツツジ
あじさい園となっている本堂東側の谷地の斜面にもヤマユリが咲いています
交通安全祈願堂前で、御祈願中
植物公園などに行けばたくさんのユリを観る事が出来ますが…
蝉の鳴き声と鐘の音を聴きながら、歴史ある建物の側にひっそりと咲くヤマユリは趣がありました
観にくることが出来て嬉しいです
アジサイもかなりたくさん植えられていたので、来年のアジサイの季節には是非訪ねたいです
去年、彼岸花の季節には遅れてきたために残念な思いをしましたので今年は良い時期に来たいと思っています
ツツジの季節にいただいた御朱印と昨日いただいた御朱印です
花猫です
読んでいただきありがとうございます