僅か4枚の資料で連結会計の本質を明らかに!② | 連結会計よもやま話

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公認会計士試験や日商簿記検定で難解と言われる連結会計その他について色々と書き綴って行きます。
長年培ったノウハウの公開を通じて皆さんのレベルアップのお手伝いをさせて頂きたいと考えております。

皆様、お疲れ様です。

今回は前回の連結第1年度の資料に続く

連結第2年度の資料を作ってみました

ご覧の様に相殺消去を行わない仕訳の場合(右)、

連結第2年度以降も親会社持分のフローとストックが

現れて来ます。

こうして親会社持分のフローとストックが現れるので、

当然に持分法との整合性も得られる訳で、

現行の連結仕訳との不一致も解消される次第です。

続いて、枝分かれ図になります。

ですが、枝分かれ図だと時間が掛かるので、

実際の下書はこれを横書きにした

スーパー・タイムテーブルを使います。

これだと成果連結やその他の包括利益も組み込めます。

ご覧の様に第2年度の当期純利益500が、

取得後剰余金の期首300と期末800の差額からも

算出可能で、これこそがクリーン・サープラスです。

言い換えるならば、クリーン・サープラスとは、

スーパー・タイムテーブルのマトリックス構造で、

期末剰余金800を期首300からのフロー計算でしか

導けない既存の手法はあくまでも断片的なものです。

一方、私は各種資料にある様に縦ストック計算を使って、

配点箇所の多い連結B/Sから解き始めるのが常です。

 

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