囚われた時は、視野を広げてみる。
わが子を愛せない親になってしまうのでは
ないか。
両親が不仲だったから、
父親が怖い人だったから、
自分も
同じような男性を選んでしまって、
結婚したとしても
幸せになんてなれないんじゃないか。
親が不幸だったから、
自分も不幸になるかもしれない、
そんな世代連鎖という考え方に
身動きできなくなっているなら、
何も
心配しなくていいんです。
大丈夫。
世代連鎖が本当だとしたら、
自分の人生は、自分の親で決まる、
と言い切るようなもの。
これでは、
一人一人の人間の可能性なんて、
ないに等しくなってしまいます。
世代連鎖なんて、信じなくていいのです。
あんなに嫌だと感じた親と
もし自分が同じようになってしまったら。
いや、
きっとなってしまうに違いない。
そう思うだけで、絶望的になっていく、、。
どこにも心配する理由はありません。
親に愛されずに育ったら、
わが子の愛し方や接し方について
情報が少ないかもしれません。
だから
ぎこちないかもしれないけれども、
そこには確かに
愛情が見えるのです。
自分は絶対に親と同じようにはなりたくない。
そう意識しているからこそ、
必ずそこには、
親と自分との違いが現れてきます。
家系図をご覧になったことはありますか?
なければ、一度作ってみてください。
分かる範囲でいいんです。
自分の親は2人。
祖父母は4人。
曽祖父母(ひいおじいちゃん・おばあちゃん)は
8人。
高祖父母(ひいひいおじいちゃん・おばあちゃん)まで
遡ると
16人です。
さらにさかのぼれば、
32人、
64人となるわけです。
自分のルーツも無限大。
その中には、
おしどり夫婦と呼ばれるほどに
仲良しの夫婦もいたことでしょうし、
愛情たっぷりにわが子を育てた親も
存在していたはずです。
世代連鎖、
そんな幅の狭いこと、思わなくていいんです。
それよりも、
あなたの可能性は無限大。
視野を広げてみれば、きっとそれに気づくはず。
隔世遺伝について学ぶのもいいと思いますよ。