鬼龍院翔☆インタビューオリコン | ☆suika★ゴールデンボンバー大好き(金爆)

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ORICON NEWS

紅白落選もエンタメ化する、「ギリギリアウトを攻める」ゴールデンボンバー・鬼龍院翔の矜持

2019-12-21

鬼龍院 翔

 紅白の当落発表の直後、ゴールデンボンバーがYahoo!ニュース風のパロディページを作り、紅白落選と新アルバム『もう紅白に出してくれない』の発売を発表した。

ロゴや広告欄までYahoo!ニュースそっくりのページはすぐにTwitterで拡散され、SNSを中心に「金爆らしい」「さすがに笑った」など多くの反響が寄せられている。

紅白落選をも笑いに変えるゴールデンボンバーの発想の“源”とは? 鬼龍院翔に話を聞いた。



4年連続出場するも、今年も『紅白』落選。だが「正直ほっとしている」


――ゴールデンボンバーは2012年から2015年まで連続出場し、大きな話題を呼びました。

鬼龍院さんにとって『紅白歌合戦』とはどういうものですか?


【鬼龍院】『紅白』は国民の皆さんにとって特別なプログラムなんだ、と実感しましたね。

出場してから、もともと10代後半から20代が中心だった僕らのファン層が、一気に全世代に広がって。好感度も上がったようです(笑)。


――しかし2016年から出演することが叶わず…。


【鬼龍院】強がってると思ってもらってもいいんですが、プレッシャーもあったので、正直僕はホッとしていました。

実は、メンバー誰も悲しんでないです(笑)。でも、ファンの人から僕らが落ち込んでいるのでは? と心配されるのも申し訳ないので、ネット番組などを企画し即座にふざけました(笑)。


――落選をネタにしたアルバムタイトル『もう紅白に出してくれない』もネットで話題に。


【鬼龍院】落選したこと自体がニュースになるって、さすが『紅白』だと思っていて。そこに便乗した形です。

僕、今年1年で改めて自分の特技が便乗自虐だということに気づいたんですよ。僕は過去に芸人を目指していたこともあって、芸人魂とアーティスト魂が半々。シングル「令和」も今回の『もう紅白~』も便乗。あと、自虐をパフォーマンスにしているところがあるんですよね。「女々しくて」のように失恋や失敗をネタにしているし、根本的に僕が持っているものです。

ファンが心配することを考え
「即座にふざけた」と語る鬼龍院翔

『ギリギリセーフではつまらない』。 Yahoo!を模したパロディサイトが話題に


――Yahoo!ニュースを模したパロディページで同アルバムのプロモーションをしたこともバズりましたね。


【鬼龍院】あれも便乗の最たる例ですね。もともとパロディが大好きなので、ネット記事そっくりなページを作りたいと思っていて、公開3日前に事務所にお願いしました。結果、高校の同級生でウェブデザイナーをしている友人が「面白そうだから」って引き受けてくれました。


――3日で作った!?


【鬼龍院】はい。友人も僕とノリが近いので、Yahoo!ニュースの「Y」のマークもそれに似せた「卍(まんじ)」にしたり。

ドメインも「yah000.jp」とできるだけ似せたものを取ってくれました。


――ページ右側の「アクセスランキング(エンタメ)」には、official髭男dism、スピッツ、ゆず、五木ひろしさんらの写真と名前が。これ、勝手にやって大丈夫なんですか?(笑)。


【鬼龍院】そこは攻めたくて。実際お会いしたことがあって、怒らなくて優しそうな方々をチョイスしました。許可は取っていませんね。でも、ちゃんと皆さんのCDの宣伝になるようにリンクを貼っているんです。ちなみに公開した頃、出場歌手の発表はまだでしたが、髭男さんは初出場するだろうと予測して入れておきました。


――本当に攻めてますね。


【鬼龍院】僕は、ギリギリアウトが一番面白いと思っているんです。だって、ネット上はアウトばっかりじゃないですか。それなのに、バンド活動でギリギリセーフをやってもつまらないと思うんです。

ただ、人を傷つけるのは、アウトでもセーフでも良くない。そこだけはしっかり守ります。


ヤフコメこそ平均値、「もともとねらーだからツボが似ている」


――記事下の「コメント欄」をクリックすると匿名掲示板「2ちゃんねる(:5ちゃんねる)」に飛ぶ仕様に。


【鬼龍院】Yahoo!コメント欄のように機能する方がいいと思ったんですけど、さすがにシステム的に難しくて。実は僕、ヤフコメって好きなんですよ。あんなに気持ちを素直に書いているところってなくないですか? 民度が低いと言う方もいますが、なぜあれがネットの平均値だと思わないんだろう。書かれていることもわりと正確で、どうでもいい記事には「どうでもいい」と書いてある。僕だってそう思いますもん(笑)。

あれを見ていたら、どう振る舞えば良いかもわかる。だから僕はYahoo!の記事を読みながら、どんなことがコメントに書かれるかを予測し、ヤフコメを見て答え合わせをしています。


――なるほど。ネット上でゴールデンボンバーのアンチをあまり見かけないのも納得です。


【鬼龍院】同じ匂いがするんでしょうね。僕、もともとねらー2ちゃんねるユーザー)ですし(笑)。ツボが似ているというのはあると思います。


――だから「2ちゃんねる」へリンクを貼った?


【鬼龍院】あそこは決してアンタッチャブルなものじゃないと思っているんです。酷いコメントがあるのもネットの文化だし、そもそもそれが現実。もし伏せていても、結局いつかは辿り着く場所だと思ったので、飛ぶようにしました。

ヤフコメが好きだと語る鬼龍院翔

狙うは「便乗と自虐と速さ」、「心配されてしまうと笑えなくなる」


――同アルバムに収録されている曲「令和」は、新元号発表後1時間でMV公開、10日後にCDを発表するなど、その早さもネットニュースになりました。


【鬼龍院】歌には世の中のワードが反映されるので、元号も取り入れられるだろうと思って。こういうのはお祭りなので、急いで作りました。


──Yahoo!のパロディページも、便乗自虐とその速さがあったからこそですね。


【鬼龍院】『紅白』に出た以上、バンドとして僕らはすでに新鮮じゃなくなっているという言い方もできると思うんです。それでも面白がってもらえるよう、人とは違うことで笑わせたいと思いました。


――ちなみにアルバムタイトル『もう紅白に出してくれない』の由来は?


【鬼龍院】事務所やスタッフは「今年は出られるんじゃないか」と期待していて、僕らも応えられるように頑張ったんですけど、こういう結果に(笑)。それでこのタイトルにして自虐したんですが、僕自身はこういう生き方が好きなんですよね。あとやっぱり、僕らが落ち込んでないことをファンに知らせるために、全力でふざけた部分はあります。心配されてしまうと笑えなくなる。

心配は笑いのなんですよ。


曲タイトルは「聴いてもらうための」「いかにスマホに映り込むか」が大事

――『もう紅白に出してくれない』もそうですが、ゴールデンボンバーさんは曲のタイトルも独特ですよね。『死 ん だ 妻 に 似 て い る』しかり、『抱きしめてシュヴァルツ』『元カレ殺ス』『トラウマキャバ嬢』などインパクトがすごい。


【鬼龍院】まず目に入るのがタイトルだし、そこに興味を持たれなかったら曲を聴かれることはないと思っています。だから意味はどうでもよくて、タイトルで音楽の評価は変わらない。タイトルは、クリックして曲を聴いてもらうためのですね。いまはSNS全盛期なので、いいね!やリツイートで「いかにスマホに映り込むか」が大事だと思います。


――ちなみに今年は『紅白』に出演されないということで、NHKにはいないと思うんですけど。なにをして過ごそうと思っていますか?


【鬼龍院】今年の大晦日の予定は明けていたので、富士の樹海とか行こうかな。樹海で跳びでもして遊ぼうと思っています。


――最後にメッセージを!


【鬼龍院】今年1年活動して、僕は計画性がないということが判明したんですよ。行きあたりばったりで、でもそれが話題になるような生き方をしていると思ったので、来年もなにかあったらしっかりと便乗していくフットワークの軽さを持って。さらに特技の自虐をしっかり込めて、2020年も活動していけたらと思います!

(取材・文/衣輪晋一)


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新曲「首が痛い」に合わせたポーズも

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