3月6日(日)
夕方から再度診察。
通常の診察は終わっている時間に診てもらえたので、待合室には私一人。
すぐに呼ばれて診察。

やっぱり心拍は確認できないそうだ。
配慮からか私側のモニターは見れないようになってた。

診察台から降りて、掻爬手術についての説明を受ける。
以前にも稽留流産で掻爬手術を同じ先生にしてもらっていた為、大体はわかっていた。
前回と違う点は、
長女を産んだ時に帝王切開だった為、
子宮がどうしても弱い部分があるので
無理に全てを綺麗にしようとはせず、ある程度にして、後は自然に排出されるのを待つ事。
経過を見て残留物がある場合には2回めの掻爬手術を考える必要がある事。

先生は私の気持ちを気遣ってくれて、
手術はいつがいいかある?今日前処置でもいいし、何日か後でもいつでも良いよ
と言ってくれた。

ただ、胎児が亡くなっている事が確定しているのに何日も体内に残しても母体に良い事はないと知っていた。
私はこの場で前処置をしてもらい、明日掻爬手術をしたい旨を伝えた。

先生は少し驚いたようだ。
やっぱり気持ちの整理の為に何日か待つ人も多いんだろう。

ただ、結果的にわかってすぐ掻爬手術を決めて良かったんだと知った。
その後の病理検査で部分胞状奇胎がみつかったからだ。
胞状奇胎がみつかったら、なるべく早く処置をした方が良い。
処置を早くしないと腫瘍が増殖してしまうから。

胞状奇胎はエコーで見つかる事もあるが、掻爬手術後の病理検査でみつかる事も多い。
だから、もし同じように掻爬手術が必要と言われた人がいたら、どんなに悲しくても体の為に早めの処置を考えてほしい。