さて、虫歯が出来る原因として侮れないのは唾液の量だとこちらの記事
虫歯が出来る原因は歯磨きだけじゃない!歯磨きしてても虫歯が出来る5つの理由
に書きましたが、
自分のお子さんが唾液の量が多いか少ないかわかります?
ぶっちゃけ、わかんないんですよねー
赤ちゃんの頃なら、唾液が多いとよだれがすごくて、よだれかけもすぐにびちゃびちゃになったりしたんでわかりやすかったですよね
でも小学生くらいになると唾液の量が多いか少ないかはいまいちわからないので、唾液が少ない子供の特徴を挙げてみました。
唾液の量が少ない子供の特徴!5つ以上当てはまる場合はやばいですよ
□ 口呼吸である
□ あまりしゃべらない
□ あまり笑わない
□ 良く噛まずに食べる
□ 姿勢が悪い
□ 不規則な生活
□ 水分をあまり取らない
□ お風呂につからない
□ ゲームばかりしている
□ 睡眠時間が短い
□ 運動しない
どうですか?5つ以上あてはまるようならすぐに生活環境を変えるように努力することをすすめますよ!
唾液が少ないと虫歯になりやすいだけじゃ無く、歯周病にもなりやすくなりさらに口臭が強くなってしまいます。
さらに、口の中だけではなく、風邪を引きやすくなったり、免疫力にも影響するといわれています。
そんな、身体にとってとても大事な唾液なのですが、簡単な方法で唾液量を増やすことが出来ます。
今すぐ唾液の量を増やせる自分で出来る方法をご紹介します。
唾液の量を増やすにはこうすればいい!歯科衛生士が教える唾液の増やし方
1.良く噛んで食べる
食事のときに良く噛んで食べましょうといわれますが、唾液の分泌を増やすのにも良く噛むことはとても大切です。
よく目安とされる回数として、1回につき、30回以上噛みましょうといいますよね。
もちろん、30回噛めれば、それに越したことはありません。
でも、子供に30回噛めと言ってもなかなか噛んでくれませんし、そもそも柔らかい食べ物を30回も噛んでいたらなくなってしまうし、気持ち悪くなりますよね。
ですので、30回と回数を決めるのではなく、噛まないと飲み込めないような食事を取り入れることをオススメします。
例えば、ステーキなどのお肉。出来れば霜降りなどのやわらかい部分よりは赤みのしっかりしたお肉がおすすめ。
後は、するめや小魚、ごぼうやレンコンなどの根菜、アーモンド、胡桃などのナッツ系など。
こういった噛む必要のある食材を使うようにすると効果的です。
2.良くしゃべる
口を使って、良くしゃべると唾液はとてもたくさん出てきます。
もし話し相手がいないのであれば、本などを声を出して読んでみたりするのも効果的です。
3.唾液腺をマッサージする
唾液腺は3種類あるのですが、口の中の汚れを洗い流したり、酸性になった口の中を中和する役割をもった唾液が出るのは、耳下腺という唾液腺からでるサラサラの唾液なんです。
耳下腺はちょうど耳の前辺りのあごの関節付近にありますのでそのあたりを両手の指の腹で押しながら回すようにマッサージすると唾液が出やすくなります。
4.水分をよくとるようにする
身体の中の水分が不足すると、唾液の量も減ることは予測できると思います。
特に夏は熱中症や脱水症状の予防にもなるので、なるべくこまめに水分補給をするようにしましょう。
5.口呼吸をなおす
もし、お子さんが鼻ではなく口呼吸の場合、これも早めに鼻呼吸できるように訓練が必要です。
鼻が詰まっているのであれば、鼻炎の治療をしていきましょう。
そうでないのであれば、子供のうちに鼻呼吸ができるようになっておかないととても困ったことになってしまいます。
唾液の量が少なくなるのはもちろんですが、身体の中にほこり等が侵入しやすくなり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるだけではなく、感染症やアレルギー、歯並びにも影響するのです。
口呼吸にいいことは一つもありませんからすぐになおすようにしてください。
まとめ
- 虫歯予防
- 口臭予防
- 歯周病予防
- 風邪予防
- 免疫力向上
こちらのブログでは子供が虫歯にならないための対策などをご紹介しています。
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