家族の形それぞれ | ぱんだのーと

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パンダちゃんたちの愛くるしい姿を思った事とともに綴るのーとです

 
 
 
先日の王子動物園でのこと
 
お嬢さまの観覧を終え
特別展示も観て
 
いつも合間に観に行く
レッサーちゃんやコアラちゃんたちも
みんな眠っているし
 
 
 
 
 
どうしようかと思いつつ
足は出口に向かっていたところ(笑)
 
パン友さんに
生まれたばかりのアシカの赤ちゃんが観られるよ。
と教えていただきご一緒させていただいた。
 
王子へ足を運ぶようになって
アシカを観るのは初めてだ。
 
 
6月23日に生まれたばかりらしく
まだまだ動きもおぼつかないくらいのひよっこちゃん。
 
 
 
 
広い池で大きなアシカさんたちが悠々と泳いでる傍らで
池に飛び出そうかやめようか、ためらっているような姿が
可愛かったのだけど
 
どうやら、これには経緯があったらしく
 
この少し前に
大きな池に飛び込んだ時
お母さんに
「まだ危ないから、あなたはここにいなさい。」とでもいうように
窘められ、そこでじっといたんだそうだ。笑
 
言いつけをきっちり守る姿がなんともいじらしい。笑
 
 
しばらく
アシカ池を見ていると色々なことに気づく。
 
アシカは一夫多妻制でハーレムを作って暮らしているらしい。
 
そのトップに君臨しているのが
オスのアシカ カイトくん。
 
このカイトくんが
昔ながらに威厳を放つかのように
鳴き声も動きもひときわ大きい。
 
それを、年長者のメス、ヤヨイさん(母ではない)が
いつも窘めるんだそう。
 
観ているとカイトくんの動きを
絶妙なタイミングで遮るように泳いでいく。笑
 
お目付け役といったところかな。笑

 

そして、

驚いたのは鳴き声

大きいのはオスばかりではなく
皆なかなかのにぎやかな家族た。笑
 
 
 
 
観ていて
ふと思い浮かんで来たんよね。
 
これはまるで
寺内貫太郎一家やなぁって。
(皆さまご存じでしょうか?笑)
 
カイトくんは

短気で頑固一徹

威厳を保ちたい昔ながらのお父さん、貫太郎。

 

そんな貫太郎を

窘め、諭すことのできる唯一の存在、きん

それが、ヤヨイさん。笑

 

そして、そのまわりには

それぞれ個性のキツイにぎやかな面々。笑

 

もう、そうとしか見えなくなってくるではないか。

 

 

 

 

そしてそこで

思考は浜家へと向かうんよね。

 

 

王子のアシカファミリーが

寺内貫太郎一家なら

 

浜家は、、、

 

やっぱり

 

 

天までとどけファミリーか。笑

 

 

単にたくさんの子宝に恵まれているという理由からではない。

 

 

温厚で常識を重んじる

頼もしい存在のお父さんは

永明さんそのものだ。

 
 
 
 
 
明るくて優しいお母さん
だけど肝はしっかり据わってる肝っ玉母さん。
それが良浜。
 
 
 
 
 
恵まれたたくさんの子宝たちは
みんな素直に育ちそれぞれに独立。
 
白浜で暮らす姉妹たちは美人揃いで
みんな家族が大好きよね、きっと。笑
 
 
 
 
ね、
もう 天までとどけファミリーそのものではないか。笑
 
 
 
 
 
 
パン友さんのおかげで
目にすることができた違う家族の形
またひとつ。
 
どちらも愛すべきファミリーやね。
 
 
 

 

 

 

 

 
 
 
 
あ、ちなみに
 
 
アシカの赤ちゃんは
お母さんの言いつけを守って
踏み出せていなかった一歩を踏み出しました。
 
その瞬間を
アシカの大きな鳴き声と共に(笑)
 
*音声あり 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

なにげに
 
 
パンダさん以外の動物載せたの
初めてだった。
 
 
これも新しい一歩かな。笑
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2020年8月17日追記
 
アシカ池で暮らすみんなの母親的存在だったヤヨイさん27歳が
8月16日に亡くなったそうです。
 
王子動物園の訃報には
アシカの寿命は25-30年とされているそうで
天寿を全うできたとありましたが
 
次また王子に行った時には
みんなの様子を見に行こうと思っていただけに
残念でなりません。
 
この記事の日に会ったのが
最初で最後になってしまいました。
 
優しく、時に厳しく
 
群れのなかで
ヤヨイさんのスタンスはとても素敵でした。
 
きっとこれからもみんなのこと
見守ってくれることでしょう。
 
 
安らかにと願います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2021年1月28日追記
 
その後
アシカの赤ちゃんは新右衛門くんと名付けられ
順調に成長していましたが
 
2020年12月5日
肺炎により亡くなりました。
 
SNS等で順調に成長している姿を見ていただけに
にわかには信じられませんでした。
 
 
今頃は…
 
ヤヨイさんに可愛がってもらってることでしょうね。