ハマラボのオリジナルがま口!「木のおはじき」で口金を作ってます☆ | 【がま口の作り方】ハンドメイド作家による口金と型紙レシピ

【がま口の作り方】ハンドメイド作家による口金と型紙レシピ

毎日10個以上のがま口アイテムを制作している
ハンドメイド作家による「がま口の作り方」

こんばんは☆

今日は新しく準備している「口金」のご紹介です!


ハマラボでは、「木玉」「木キューブ」の口金を扱っております。


丸くて可愛い木玉☆



サイコロ型の木キューブ☆


両方とも大人気で、いろんな口金サイズでご用意させていただいております♪


そこで「ふと」考えたのです。

「木」でもっと「違う形」のアイテムを作りたいなぁって。


ハマラボだけの「可愛くて」、「特別」な何かを作りたくなりましたo(^-^)o


いろいろ考えて・・・

そうだ!「おはじき」型がイイ!!

そう思いついたのです(^O^)/


さっそく工場に相談してみたら、
「上手く完成するか分かりませんが、試してみましょう!」
ってことになり。

サイズ、厚さ、形状を何度か協議して、

ついにサンプルが出来上がってきました!!


まだ口金に取り付ける前のサンプル状態です♪



「茶色」「オレンジ色」をお願いしたのですが、手違いで「紺色」が・・・

でも、「紺色」もなかなか「かわいい」のです☆
※正式には「紺」というより、もっと青っぽいですけど一応「紺」と呼称させて頂きます。



「形」もまさに理想としていた通り!!

「厚み」もあり、開けやすそうな「おはじき」になりましたo(^-^)o


なかなか「良い感じ」です!

ですが、ひとつ難点が・・・

木を「おはじき」に加工する際に、どうしても「処理の跡」が残ってしまうのです。。

片面側だけなのですが、真ん中に「ポッチ」が見えますよね。

この「ポッチ」の処理に関しては工場にも相談したのですが、
どうしても残ってしまうとのこと。。

両面ではなく、「片面」だけなので裏側にすればそんなに目立たないかな??

「木」って、プラスチックとかと違って、
金型に流し込んで生産するとかはできないのです。

特別な「作り方」があるので、なかなか難しいのです。


とりあえず、実際に口金に付けてみました!


木おはじき口金
おお~っ(ノ゚ο゚)ノ

予想以上に「かわいい」です(*^ー^)ノ

木おはじきがま口
「木玉」とも「木キューブ」とも違う、「遊び心」が感じられます☆


横からの画像。
この「厚み」指にフィットして、開けやすい!


では、もうひとつの「紺色」でも・・・


これも「かわいい」!!

木おはじきがま口(紺)
「茶色」とは一味違う、「面白み」が加わりましたね(*^ー^)ノ




みなさん、「木のおはじき」はどうでしょうか??

私はかなり「好き」です(^_^)v



「木玉」や「木キューブ」は業者さんが考え出したアイテムですが、

この「木のおはじき」は私のアイデアなので、
ハマラボのオリジナルとなります!



そのため、生産した分はすべてハマラボが持ちます。

生産ロットはなんと「5000個」です∑(゚Д゚)

冒険しました!!

アドベンチャーです!!


よく「ベンチャー企業」って言葉を聞きますよね。
「ベンチャー企業」とは、小さいけれどオリジナルのサービスを展開する中小企業のことです。


ハマラボも小さいお店です。
でもそれゆえ、色々と「冒険」することができます☆


「ベンチャー企業」というほど、立派なものではないですが、
「ベンチャー精神」をもって色々とチャレンジするのがハマラボなのかなと。




今日ですね、生産したその5000個が届きました!


5000個×2色で、1万個です!!
すごい量!!∑(゚Д゚)


量産品ですので、不良品もあります。

なので、ここから「検品」をしなければなりません。


ひとつひとつ確かめて、選別していきます!


原材料が「木材」なので、何をもって「良品」とするのかは難しい判断です。

「色合い」や「特有のシミ」とかもあります。

「木」って本当に1個1個違うのです。
それを個性ともとらえることができます。


でも、
「このヒビは使えないだろう」とか、「目立つ線が入っている」など、
「がま口」を作る上で、作品のイメージを損ねるのはアウトです。


本当にその判断は難しいんですけどね(^_^;)

「木」の特性上、色を着けると、「濃く染み込む部分」や「あまり染み込まない部分」があります。
その濃淡は、「木の持つ本来の材質」から来るものなので、「特性」でもあるのです。

なかでも、「年輪の模様」は色が濃く反映する特質です。


他にも「木材」としてごく普通のこういう「木目」ってありますよね。
でも、がま口を作る上では、このシミのような「木目」は好ましくない。。

それらを考慮して「木」の「特性」を活かしつつ、「使えるもの」と「使えないもの」を判断していきます。

1万個あるので、気が遠くなりそうですが、当面の使う分だけ選別しようと思います☆

選別した「おはじき」は工場に送って取り付けてもらいます。


他のアイテムと同様に、まだお時間を頂きますが、


「木のおはじき」口金を楽しみにして頂ければと思います☆


明日は、また別な「楽しみ」もご紹介しようと思います(^_^)v

では、また☆