西の魔女が死んだ | 記憶装置

記憶装置

色々と忘れないように。
過去最高の小説を求めて日々放浪中。

梨木香歩/著

本屋をブラブラしていて、なんとなく手にした。

タイトルから何か暗い…黒いものを想像したのだか、期待したものではなかった。

いじめ→不登校→田舎の祖母の家

よくある話と言えばそれまでだが、魔女の修行と言う名の日常生活を始める主人公。全てを包み込む魔女の血を引く(?)祖母。
最後に主人公との約束を忘れずに守った、優しくいたずら英国人らしい、ちょっと可愛くもいたずら好きに思える祖母の行いに泣きそうになった。

どの程度のいじめがあったのかは定かでなく、一ヶ月で劇的な変化が起こるというのは、現実的にはあったとしても稀だと思う。

祖母の姿ははっきりと浮かぶのに主人公の姿がおぼろげなのは、著者の意図するところなのか。

読み終わり引っ掛かるものが残りつつも、たまにはこういう優しい本もいいかもしれない。



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